こんにちは。
フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。
やっぱりSNS等でフィッシングショーのことを見ていると、足を運びたくなってしまいます!
今年は本当に各メーカー新製品が豊富な気がします。10月に消費税増税が控えているので、その前に新製品を出し切り、増税前の駆け込み需要を捉えるためなのでしょうか!?我々釣り人に取っては、いつの時代もアドレナリンでますね。(笑)
今日は自分が、房総リザーバー(亀山ダム、片倉ダム、豊英ダム、三島ダム、戸面原ダム)における、レンタルボートスタイルでのバスフィッシングにおいて絶対の信頼を置いて使わせて頂いている、そしてオススメのLEGITDESIGN(レジットデザイン)のWILDSIDE(ワイルドサイド)のお話です。
私がレジットデザインを使う理由はこちら↓
今日はWSC64Lのお話です。
それではいってみましょう!
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WSC64Lスペック
全長 | 6フィート4インチ |
自重 | 94g |
アクション | MF |
適合ルアー(g) | 1.8g~10g |
適合ライン(lb) | 6lb~12lb |
スペックだけを見ると、少し短めのベイトフィネスロッドですね!ということになると思います。
ただ、バスを掛けてみると、このロッドが相当なエッジの効いたロッドであることに気づかされます。
自分なりのポイントは、
- 6フィート4インチ
- グリップ長195㎜
この2点に、WSC64Lの最大の特徴があると考えています。
自分も手に取っただけではわからず、曲がるロッドの理解が進んだことで、この意味を少しだけ捉えることが出来たと思っています。
WSC64L使ってみた使用感は?
このモデルは至って普通のベイトフィネスロッドとして使用しています。
バスをかけて思ったことは、
ベイトフィネスロッドなのに、いとも簡単にバスを浮かせることが出来る。
というような印象でした。今まで使っていたベイトフィネスロッドが、繊細で細かなアタリや操作はしやすいのですが、バスをかけた後の主導権を握ることが出来ずに、バラすことが多かったんですよね。
その点、WSC64Lにしてからはベイトフィネスでバラすことが少なくなりました。
スモラバやネコリグでのベイトフィネスワーク
使うルアーや使い方は、至ってスタンダードなベイトフィネスロッドとしての使い方をしています。以下を参考にしていただければと思います。
- 1.8g前後のスモラバ
- 2.7g前後のスモラバ
- 0.9g前後のネコリグ
- 1.0g前後のジグヘッドワッキー
メインフィールドが房総リザーバー(亀山ダム、片倉ダム、豊英ダム、三島ダム、戸面原ダム)なので、スモラバ、ネコリグ、ジグヘッドワッキーを使う際、このWSC64Lにそのタスクを割り振ります。
ただ、ジグヘッドワッキーの場合、基本はドライブクローラー4.5インチ使うのですが、ただ最近はドライブクローラー5.5インチを使うことが多く、その際はWSC62MLで使用しています。これはWSC62MLの際に書きたいのですが、自分にとって外せない役割が多くあり、ここが重なると困るパターンですね。(笑)
▼使用するスモラバやワームはこちら↓
6フィート4インチの謎、そしてグリップ長に込められた意味とは?
普通に使いやすいベイトフィネスロッドとして、きっちり役割を果たしてくれていたのですが、1点疑問が浮かんだんですよね。
そもそもなんで6フィート4インチなのか。
最初は少し気にはなっていたものの、まぁそういうもんかー、キャスタビリティの向上を考えているんだろうな、軽いルアー投げるし!というように流して考えていました。
しかし、海釣りをちゃんとやり始めてからこのことに気づいたんです。
「これは確実にわざと6フィート4インチにしている、そしてグリップ長までわざと短くしている」
実はこの4本、同じように見えてグリップ長が微妙に違います。
WSC63MH | 220㎜ |
WSC63M | 215㎜ |
WSC62ML | 215㎜ |
WSC64L | 195㎜ |
海釣りをやっていて気づいたこと、それは、
「先経と元経が同じでも、ブランクが短ければパワーは強く、長ければしなやかになる」
ということに、実体験をもって明確に気づかされたんですよね。
これ海釣りの船ロッドにはあるあるで、ロッドレングスが195cmのMHと225cmのMHでは、ブランクの性格や合う釣り物がガラッと変わるんです。
前者は操作性の必要とする根魚、後者は食い込みを重視するヒラメ、というように。
WSC64Lは、
なぜ6フィート4インチなのか。
なぜグリップを20㎜も短く作られているのか。
それはティップ、ベリー、バットに、より明確にそれぞれの役割と味付けをするためなのではと考えたんです。
確かにWSC64Lは、ティップは繊細なんです。しかしただの繊細なロッドではなく、ベリーにしっかりとフックをかけるタスクを持たせることができ、バットは50アップのデカバスもいなせるパワーと粘りがあるのです。
繊細なだけのベイトフィネスロッドは、他もあります。
バットパワーだけを纏ったベイトフィネスロッドは、他にもあります。
この両者を高次元で融合させるために、
あえての6フィート4インチ、
あえての195㎜グリップを採用し、20㎜のショート化を図ったのでは?
と考えました。
本当に本気でブランクを作りこんでいる、レジットデザインのロッドが一気に好きになったキッカケを与えてくれたロッドです。
これは他にも上記のグリップ長を見ればわかります。WSC63MHがWSC63MやWSC62MLと、なぜ5㎜グリップが長いのか。この5㎜に、本気のこだわりを感じずにはいられませんでした。少しでもロッドにパワーを持たすため、この5㎜に魂が込められているんだなと。
WSC63MHのことを書いた記事はこちら↓
最初はただのキャスタビリティの向上だろう、なんて考えていた過去の自分をぶん殴りたいですね。(笑) 本当に申し訳ございませんでした…。
WSC64Lまとめ
そんなわけで、シーバスジギングから帰ってきて一気に書いてしまいました。WSC63MHの次は、どうしてもWSC64Lのことを書きたかったんですよね。
繊細であり、バットパワーもある、一見矛盾するファクターを高次元で融合し実現した、エッジあるベイトフィネスロッドが、このWSC64Lだと考えています。
- 繊細でもパワーのあるベイトフィネスロッドが欲しい
- バスとのやり取りを楽しみたい
- バラしを少なくしたい
- ベイトフィネスだからこそ、キャスト精度を向上したい
そんな人にはピッタリの、やり取りを楽しみバスを獲るためのロッドです。
「こんなモデルもおすすめです!こんな使い方もいいよ!」なんていうレジッターの皆様のご意見もお待ちしております。ご意見はTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!
▼他のロッドのことも、こちらにまとめています↓
▼リールやラインなどのセッティングを以下にまとめています↓
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