沈む虫と沈むカエルからサイトフィッシングを考える。初夏の三島湖と豊英ダムで試してみました。

こんにちは。

フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。

今日は風が強く、気持ちの良い快晴とは裏腹に、釣り人にとってはちょっとしんどい天気でしたね…。

自分は今日で4週間のバカンスが終わり、明日から新しい職場で仕事が始まります!

引き続き、ブログはマイペースに更新していきますので、今後とも何卒よろしくお願い致します!

 

今日は巷で流行っている沈む虫と沈むカエル?を三島湖と豊英ダムで試してきました。

三島湖での沈む虫はサイト。

豊英ダムでの沈むカエルはレンジ。

そんな二つの考察のお話です。

 

それでは行ってみましょう!

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ノーシンカーの研究の旅に出る

レジットデザインオーナーズミーティングで、毎年この時期にノーシンカーの重要性を嫌というほど思い知らされ、迷宮入りします。(笑)

実はノーシンカーが苦手なんですよね…。

そんな自分もバス釣りを始めた頃はダウンショットばかり投げるダウンショッターでした。

そこからライトリグを覚え、ライトリグは得意だったのですが、年々スタイルが変わっていき、今ではライトリグがちょっとお粗末になっています。(笑)

今回時間もあり、いい機会なので、ノーシンカーでグッドコンディションのバスを狙って獲る!という課題を設け、三島湖と豊英ダムにチャレンジしてきました。

三島湖の豊英筋の上流でのサイトフィッシング

サイトフィッシングが得意か不得意か、と聞かれると自分の中では得意としているほうです。

正確には、サイトフィッシングが得意なのではなく、見えるバスを観察してアプローチして獲るのが得意です。

なので、掛ける時はブラインドになっていることもあります。

今回はこのバスの行動観察からのキャッチに繋がりました。

結論から言うと、このバスは動きとストラクチャーの観察から取れた魚です。

おそらくアプローチさえ間違えなければ、誰にでも取れるバスだと思っています。

それくらい簡単に口を使ってくれました。(笑)

ここの奥のブッシュでバイトしました。これは三島湖の上流へ抜ける細い清流のようになっているところですね。

ここを通る前に、数匹のグッドコンディションのバスが回遊していたんですよ。それをしばらく観察していました。

すると、バスの回遊ルートが2種類あることに気が付きます。

絵にするとこんな感じですね。

上記の写真のポイントを上から見た図です。

結論からお話すると、ルート②のほうでキャストで2バイトを引き出すことに成功しました。

 

ん?

 

 

2キャッチではなく?

 

 

 

はい。

申し訳ございません。

先日のオーナーズミーティングの際にネットをロストしてしまいネットがなく、何をとっち狂ったのか、4lbまで落としたリーダーを掴んでしまい、ハンドランディング寸前にブレイク…。

リーダーを指に絡ませてごめんなさい…。

 

ここまでルートがキレイに出ていると、バスも狙いやすくなります。

明らかにルート②のバスは、ブッシュの中でエサを探しているんですよね。

ただ、観察中に3回入っていきましたが、捕食音を聞くことはありませんでした。

でも出てくるバスの顔は、どこかしら誇らしげなんですよね。(笑)

 

あー、これボトムのエサを食ってるのかもしれないと。

 

これでアプローチは決まりました。

普段ならチョウチンの虫で行くところですが、今流行りの沈む虫をチョイス。

ディスタイルのSVSBのブラックを選択。

ロッドはレジットデザイン ワイルドサイド WSS-ST61UL。

今回は明らかにアプローチは明確でも、バイトの瞬間はブラインドになるため、違和感なく吸い込んでもらえるように、あえてのWSS-ST61ULをチョイスしました。

こんな感じで、観察からのアプローチで獲れたバスです。

 

もしサイトに悩んでいるアングラーがいらっしゃいましたら、バスを見つけてすぐにルアーを投げるのではなく、そのバスがどんな動きをしているのか、どこを向いているのかなど、バスを観察してみると見えてくるものがあります。

きっと、時にイージーに獲れるバスとそうでないバスの感覚が掴めるかもしれません。

 

ちなみにルート①のバスは、ルアーを見たら逃げるような、自分にはどうにもできない天才たちでした。(泣)

 

▼WSS-ST61ULのインプレやセッティングはこちら↓

▼虫ワームのレンジの話はこちら↓

▼今回の三島湖もコイツが大活躍!上流はオールで移動してました↓

 

雨の予報、豊英ダムのカエル食いバスに呼び出される

そんな気がしたので、急遽豊英ダムに行くことになりました。(笑)

そもそも行くつもりは一切なかったのですが…。

なので、タックルも相当絞り込んで行きました。グッドコンディションだけを獲りに。この天気なので、基本カエル食いをメインに組みました。

 

結論から申し上げますと、、、

サイズは朝一のこの子が最大でした…。

数はカエルダンスで無双のように釣れて10時までに10本は越えていました。

ただ、レンジがあっていないのか途中までバイトが小さかったりミスバイトが多かったり、いつものカエル食いのバイトの音じゃないんですよ…。

何かが合っていないなと…。

そんなモヤモヤの中カエルダンスを踊っていると、1匹だけ変なバスがいたんですよ。

カエルダンスがギルに引っ張られて見えるギリギリまで沈んでしまったんです。

それを回収しようとすると、その沈んだカエルにバスがバイトするけど食いきれない、食うのが下手なバスだなーと見ていると、頭がおかしいのは自分だったんですよね。(笑)

なんと、沈んだカエルを4匹くらいのバスが取り合いをしているという…。

 

この状況、実は豊英のメインベイトがカエルだと認識した時と同じような光景でした。その時はスモラバでしたが…。

ただ、今日はタックルを絞ってきているため、スモラバ自体を持ってきていませんでした。(泣)

 

ここでパワープレーに出ます。

 

なら、この野良ガエルを沈めればいいんだと。

 

ただ、エラストマー素材の野良ガエル、ネイルシンカーを埋め込むのに5分以上かかりました。(笑)

0.45gのネイルシンカーを入れることで、超スローシンキングの沈むカエルの誕生です。

これをいつものカエルダンスアクションで誘っていくと、、、

そこからおそらく7本から8本くらいを1時間くらいでキャッチすることに成功!

先ほどまでは、明らかにレンジがあっておらずミスバイトや食いきらないバスが多かったんだと実感…。

本当にイメージは、本気食いされるスモラバのようでした。

ただ、セッティングや使用方法など、突貫工事だったため、今後煮詰めていければと思っています。

もしかしたらベイトフィネスでの使用がいいかもしれない、とか。

ネイルシンカーは入れるのに死ぬほど苦労するので他の方法はないのか、とか。

きっちりパターンに仕上げてお届けできればと思います。

もしかしたら、今までフロッグやカエルで獲れなかったバスが一気に獲れるようになるパターンになるかもしれません。

カエルダンサーとして、少々お時間頂ければと思います。(笑)

▼野良ガエルのインプレやアクションはこちら↓

あらためて大事だと思ったバスの観察

釣りに行っているので、魚を釣りにいくという行為は、もちろん行います。

ただ、そのバスを釣るまでのアプローチや、そもそもバスは今どういう状況なのか、視覚から入る情報で、いろんなものを判断できると実感しました。

サイトを半ば封印気味にして、ずっとブラインドで釣りをしてきたので、そもそもバスの動きを見ることをおざなりにしていました。

今後はサイトフィッシングもそうですが、あらためてバスの動きや行動をしっかり観察しながら楽しんでいこうと思います。

バスフィッシングは、バスの行動を読み、バスのいるレンジにルアーを送り込むことで成立する釣りですなー。

 

明日から仕事なので、今日はなんか文章がマジメですね。(笑)

 

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FMStayGoldフィッシングパーソナリティのKazです。 横浜育ちの1981年4月生まれ。今も横浜に住んでいます。 24時間四六時中、釣りのことばかりです。(笑) バスフィッシングを中心にソルトのオフショアフィッシングまで「釣り×釣り×WEB」で釣りをもっとおもしろく! バスフィッシングは房総リザーバーを中心に、レンタルボートスタイルで、ソルトは東京湾を中心に、エサ釣りからライトジギングからタイラバまで。健康に、安全に、おいしく釣りを楽しんでいます。