こんにちは。
フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。
昨日は成人式でしたね。自分はもう20年近く前になるので記憶が曖昧です。横浜アリーナでやったことを薄っすらと覚えているくらいですね。大学に入る前は、2年間フルタイムでフリーターをしていたので、忙しかったというのもあります。
今日は自分の2018年の釣り納めをもとに、これからシーバスジギングを始めたい人にとって、エントリーの参考にになればと思ってます。
冬の間はバス釣りはお休み!なんてアングラーにも、真冬のシーバスジギングの経験は、バスフィッシングにフィードバック出来るものがあります。
この記事エントリを読んで、「シーバスジギング始めました!」なんて声が聞こえてきたら、フィッシングパーソナリティ冥利に尽きます。
それではいってみましょう!
目次
東京湾シーバスジギング、シーズン開幕
いつもチェックさせて頂いている横浜新山下の渡辺釣船店さんのブログをチェックしていると、、、。
シーバスジギング12月18日より出船開始します!
との開幕宣言が!
これ見た瞬間、反射的に渡辺釣船店さんに電話で予約を入れていました。それくらいシーバスジギングはおもしろい釣りです。そして誰でも始められる釣りでもあります。
真冬はバスフィッシングはタフだし、、、釣りはお休みで。。。みたいなアングラーには、ぜひチャレンジしてもらいたいです。
バスタックルの流用も出来ますし、メタルジグでフォールのアタリを取るシーバスジギングを体験したら、きっとそのままバスフィッシングの真冬のメタルパターンにフィードバックしたくなるはずです。(笑)
東京湾のシーバスジギングとは?
ここでは、私から見た基本的なタックル、釣り方やアクションなどををまとめておきます。これから始めてみたいという方の参考になればと思います。
バスフィッシングのロッドや、船のライトゲームロッドなども流用できます。実際に使った経験もとに、流用の参考のために掲載しておきます。
タックル
ロッド
ロッドは、ガチガチのジギングロッドよりも、一般的なライトジギングロッドが使いやすいです。基本的に乗合船での釣りになるので、あまり長いと取り回しがしにくいかもしれません。私はシマノ|グラップラーB631を使用しています。硬さ、パワー共にシーバスジギングにはベストですね。価格帯も2万を切る価格で販売していることが多いのでお財布に優しい。(笑)
もし他のジャンルのロッドを流用する場合、参考までにKazの経験を元に以下にまとめておきます。
▼シーバスジギングでのロッド流用まとめ
- 船ロッド
- シマノ|ライトゲームTYPE73MH200が竿の調子的にもよかったです。硬すぎないライトゲーム用ロッドであれば大体カバーできます。
- バスロッド
- レジットデザイン|ワイルドサイドWSC63Mがしっかり曲がるロッドなので、シーバスのトルクフルな引きも制します。アラミドの恩恵は大きいです。ミディアムパワークラスのロッドであれば大体OKです。
- シーバスロッド
- レングスが長いのと、フォールのアタリを取るので、スピニングは使いにくくおススメできません。キャスティングタックルとしては良いのですが。
リール
リールは圧倒的にベイトリールが有利になります。キャスティングで狙うスピニングもあればなお良しですが、あくまでバリエーションの一つになります。
フォールで8割アタリがあるといっても過言ではないシーバスジギング、これから始める方におすすめしたいのは、東京湾においてはベイトタックルです。基本この1タックルで事足ります。
私はシマノ|オシアコンクエスト201HGを使用しています。堅牢性、リーリングフィールは申し分ありません。ゴールド好きな自分のテンションも上げてくれます。(笑)
あとはエキサイティングドラグサウンド、大型のシーバスをかけた際のリスクヘッジにも1役買ってくれます。そしてアドレナリン出ますね!
リール自体は良いお値段しますが、自分は替えスプールを購入して、この1台で海のいろんな釣りに1台で流用しています。
このマルチスプールオペレーションは、また記事エントリ出来ればと思います。実はかなりコストを抑えて運用できますよ!
ハンドルノブのみ、スタジオオーシャンマーク|AG41Lに変更しています。これはタイラバの記事でもエントリさせて頂いたとおり、適度な硬さで滑りにくいEVAノブが心地よいので、スタジオオーシャンマークさんのハンドルがお気に入りです。 冬に冷たくならないのも、地味にありがたいですよ!
タイラバで使用しているオシアコンクエスト201PGの記事はこちら↓
ライン
水深やスプールから出た量がわかるものであればなんでも良いですが、10mごとに色の違うものが、個人的には使いやすいです。
太さは基本的に0.8~1.0号でOKです。ここに25ldのフロロカーボンのショックリーダーを3mほど付けます。少し長めなのですが、こうすることで小さめのシーバスであればショックリーダーをつかんで取り込むことが出来ます。無理に抜き上げを行うと、不意にジグが外れた際にこちらに向かって飛んでくるので、抜き上げはオススメできません。
以下に、今使用しているラインを紹介しておきます。ダイワ|UVF鏡牙8ブレイド+Siです。こちらの0.8号を使用しています。8本撚りにも関わらずお値段は控えめ、コストパフォーマンスが高いです。タチウオ用のラインなので、そのままタチウオジギングにも流用できます。
ルアー
東京湾のシーバスジギングであれば、80gを基本として、60gと100gがあれば十分です。カラーに関しては日替わりやタイミングによるのですが、個人的には、ピンク系、ブルピン系、グリーンゴールド系、ドピンクの4色に実績が集まることが多いです。
結構重要なのがフックセッティング。必ずフロント、リアともにバーブレスにしましょう。オマツリした際にも取りやすくなりますし、フッキングも良くなります。
あと実はフロントのアシストフックにひと工夫加えると、ものすごく快適になるので、ぜひ試してみてください!
シーバスジギングにおけるアシストフックチューニングをまとめてみました↓
以下参考までに、今までのシーバスジギングで実績の高かったジグを紹介しておきます。
釣り方、アクションなど
アクション
基本的にフォールとリーリングを繰り返します。
だいたい、船長さんより「水深〇m、下から▲m~■mまで誘ってみて~!」なんてアナウンスがあるので、フリーフォールで着底させてから、指示棚を通過させるようにアクションさせてきます。
ジグのアクションパターンは、時と場合によるのですが、個人的に以下の順番で実績があります。
- ファストリトリーブ
- ジャークなどのアクションは付けず、可能な限りの高速巻きで巻いてきます。
- スローリトリーブ
- これはあまりやっている人を見たことがないですが、アタリが遠のいたときに有効な印象があります。①の真逆のパターンですね。
- ワンピッチジャーク
- 実は、私はシーバスジギングではあまり使わないです。たまに気分転換にやります。(笑)
基本は着底後の高速巻きが中心です。船長が「底から5mまで反応出てるよ!」なんて言うときは、底から5m巻いて落として着底、5m巻いて落として着底を繰り返していきます。
上記のアクションパターン、参考にしていただければと思います。
アタリの出方、取り方
先ほどのアクションの前には、必ずジグをフォールさせます。ベイトタックルで必ずスプールフリーにして、真下に落とすフリーフォールを心がけましょう。
そしてシーバスジギングは、フォールでのアタリが8割のイメージです。ジグがまだボトムに到達していないにも関わらず、フっと軽くなった場合は、シーバスのアタリのことが多いです。必ずラインは水深のわかるものを使用し、フォール中は注意して見るようにしましょう。
アタリの出方のパターンを、参考までに以下にまとめておきます。
- フォール中、ボトムに到達していないのにフっと軽くなる
- フォール中、ティップが暴れる
- 高速巻き上げの最中、突然ジグの重みが消える、または軽くなる
- 高速巻き上げの最中、ドンっと鈍い感触が伝わる
慌てずにクラッチを戻し、ロッドのバットに魚のパワーを乗せてあげるように合わせると、うまく行きます。
特にフォール中の軽くなるアタリを取ってアワせるのは、最高に気持ちいいですです。ロッドバットが空中で止まる感覚、その感覚を味わいたくて何度でも足を運んでしまいます。
今、思わずアワセの動作をした方、正解です。(笑)
東京湾シーバスジギングと言えば、渡辺釣船店(乗船までのまとめ)
ここで渡辺釣船店さんの、乗船までの流れを紹介しておきます。これから初めて行く方の参考になればと思います。
▼渡辺釣船店の乗船までの流れまとめ
- ますは電話で予約
- 車で船宿前へ
- 道が狭いので注意です。他の船宿さんの車もいるので、朝は詰まっていることもあります。
- スタッフが釣り物を聞いてきますので応えましょう
- この時荷物を船宿前に降ろしましょう。離れた場所にある駐車場もあるため。 降ろしておくと楽です。
- 駐車場を指示されますので、指定の駐車場まで車を止めに行きます
- 船宿前以外にも、通沿いのファミリーマート横と埠頭内にも駐車場があります。
- 船宿に戻ってきてから、女将さんに料金を支払い
- 支払いと同時に車のキーを預けます。これやっておかないと出船できません。コレ私一度やりました。ごめんなさい。。。
- 船に行って座席の確保
- 隣の方がいる場合、挨拶をするとお互い気持ち良いですね!
渡辺釣船店さんは雰囲気の良い船宿さんで、私は大好きです。横浜育ちなので、船宿の桟橋の景色や、横浜の雰囲気を感じながらの出船はテンション上がります。
釣り納めがまさかの2daysに。
そんなこんなで、渡辺釣船店さんの東京湾シーバスジギング開幕宣言に居ても立ってもいられず、釣り納めを兼ねて行ってきました。
なんで2daysなのか?年内最後の釣りが釣り納めでしょ?
はい。。。それはこの後判明します。
当日は冬にも関わらずポカポカ陽気で、フィッシンググローブを忘れてしまったのですが、むしろなくて正解でした。
いつものグラップラーB631にオシアコンクエスト201HGをセット。ルアーはシーバスアンチョビメタルのピンクシルバー、ウェイトは80gをファーストチョイスにしました。
この日はあまりに楽しく、釣りに集中しすぎたため、釣りの最中の写真がほとんどありませんでした。ブロガーとして失格です。(笑)
数は20本近く、サイズは80cmオーバーをゲットすることが出来ました。
このコもフォールでのフっと軽くなるアタリでした。合わせた瞬間のトルクはなかなかのものでしたよ!おかげで指はザクザク、手首がイカれましたが。(笑)
釣り好きあるあるなのですが、釣りでできるキズって不思議とあまり痛くないんですよね。私は子供のころから、魚を触ってザクザクになった指や、大物を釣り上げてイカれた手首を見て、「男の勲章」と言っています。もはや病気ですね。(笑)
釣り人というものは、良い経験をすると、またそれを味わいたくもなるもの。
釣り納めの帰りがけに、釣り納めの予約して帰りました。(笑)
(釣り納めとはなんのこっちゃいwもはや病気です。ver02)
そして悲しき釣り人あるあるなのですが、ものの見事に返り討ちに合い、打って変わってタフな釣果だったのは言うまでもありません。。。
でも、この定型的な正解のなさが釣りのおもしろいところで、醍醐味ですよね!
(決して釣れなかった言い訳ではありませんw)
なので、釣り納めに行ったはずが、釣り納めの予約をして、さらに釣り納めにいく。タイトルにある「釣り納め2days」の謎でした。(笑)
東京湾シーバスジギング、シーズンはまだまだこれから!
もう1月に入り、ここからさらにシーズン最盛を迎える、東京湾シーバスジギング。近々また行こうと思っています、そして春までに数回は行きたい釣りです。
フォールとリトリーブを繰り返すという、一見単純な釣りに見えますが、シンプルだからこその奥深さがあります。この釣りを通して、フォールのアタリの取り方が格段にスキルアップした気がします。
特にバスフィッシングにおいてのメタルゲームや、ライトリグ、スモラバのフォールのアタリを取ることは、ものすごく理解が進むはずです。
冬の間はバスフィッシングはお休み!なアングラーの方がいましたら、ぜひチャレンジしてみてください。
この記事が、皆さんのシーバズジギングエントリーのキッカケや、初めてシーバスジギングをやる人にとって、少しでもお役に立てたらうれしいです。
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