「もっちり粘る看板メニュー」 レジットデザイン ワイルドサイド WSC65MH インプレッション

こんにちは。

フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。

明日は会社のメンバーの結婚式があるのですが、まさかの自分が主賓なんですよね…。人生で2回目です。人前で話すことは得意なのですが、オフィシャルな場で真面目に話すのは苦手だったりします。(笑) 何とか幸せの門出に花を添えられるようにがんばります!

今日は自分が、房総リザーバー(亀山ダム、片倉ダム、豊英ダム、三島ダム、戸面原ダム)における、レンタルボートスタイルでのバスフィッシングにおいて、絶対の信頼を置いて使わせて頂いている、LEGITDESIGN(レジットデザイン)のWILDSIDE(ワイルドサイド)のお話です。

▼私がレジットデザインを使う理由はこちら↓

今日はレジットデザイン ワイルドサイド WSC65MHのお話です。

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WSC65MH スペック

全長6フィート5インチ
自重124g
アクションMS
適合ルアー(g)MAX28g
適合ライン(lb)PE40lb~80lb

こちらのモデルも、比較的早い段階で手にしました。フロッグを始めとするトップが大好きなのと、先人の方々による、スピナーベイトを始めとしたワイヤーベイトからマキモノへの有用性など、自分の好きな釣りにカテゴライズされるものがすべて出来る、そんなドリームロッドという印象でした。

スペックを見る限り、ミディアムスローで、PEラインへの最適化されたガイドとブランク、カタログやHPを確認するに、先経2.1㎜の元経12.1㎜とあるので、「ひょっとすると、ロッドを曲げ込んでキャストすれば28gオーバーのルアーでもキャスト可能なのでは?」と考えていたこともあり、検討の時間すらそこそこにして、WSC65MHはすぐに購入しました。

WSC65MH 使ってみた使用感は?

本当によく粘りますね!これぞレジットデザイン ワイルドサイド のロッド!と言っても過言ではないくらい、ワイルドサイド の特徴を前面に押し出したロッドではないでしょうか?看板メニューってやつですね。

出典:LEGIT DESIGN

WSC65MHにおいて、適合ルアーウェイトはMAX28gとなっていますが、正直倍くらいのウェイトのルアーでも問題なくキャストできます。

よくカタログスペックを守らないと折れる!というようなことを言われています。ただそれはあくまでメーカーがテストにテストを重ねた結果から導き出されたもので信頼しておりますが、適合ルアーウェイトはあくまで中央値だと考えています。キャストパワーや投げ方、使うシチュエーションによって、様変わりすると思っています。あくまで自己責任ですが。(笑)

ジギングロッドなんかでは、キャストウェイトとバーチカルウェイトで表記が分かれています。ロッドアクションにもよりますが、おおむねキャストウェイトの2.5倍くらいで表記されていることが多いです。表記がなくても3倍くらいまでであれば、バーチカル使用なら問題ないことが多いです。

実際にWSC63Mは適合ルアーウェイトは最大値が18gですが、60gのメタルジグでのシーバスジギングでも問題なく釣りをすることが出来ました。これもあくまで自己責任ですが。(笑)

亀山や片倉、大好きな豊英などの房総リザーバーにおけるレンタルボートスタイルであれば、オーバーヘッドキャストでフルキャストぶん投げるぜ、しゃおらー!というような場面はそこまで多くありません。自分もサイドハンドとピッチングが90%を占めます。(カケヅカさん@kakedukassのようにフリッピングが出来るようになりたい今日この頃w)

こうなってくると、WSC65MHのキャパシティと、使うシチュエーションが一気に広がるんですよね。

特にキャストの際にロッドに負荷を掛けた時の曲がりと粘り、これは本当にキャストをしていて気持ちがいいです。ガチガチなだけのフロッグロッドとは、性格が全く違います。なぜロッドアクションがミディアムスローなのか納得でした。

だからといって、フロッグの操作性は損なわれないんですよね、あくまで曲がり込むのはベリーあたりです。バットは本当に強く、負荷を掛けるとキッチリ曲がる粘りがあります。

よく「フッキングを決めるならキンキンの高弾性のロッドである」みたいなことが言われています。自分もそう考えていた時期があり、現に所有するロッドもそのようなロッドばかりでした。

これは海釣りをしっかり始めてから180度考えが変わりました。

ティップ、ベリー、バットに明確に役割を持たせ、曲がり込むロッドほど、フッキングはいいんです。「ティップで感じ、ベリーで掛け、バットで刺し込む」この連続的な流れを、ロッドの非連続的な役割でこなすロッドほど、フッキングはいいと考えています。これを感じるにはタイラバが本当におすすめです。レジットデザインインターナショナルのBlueWay、いつか触ってみたい。

冒頭にもあった、ワイルドサイド の看板メニューこそ、このWSC65MHです。それくらいレジットデザインのロッドを体感するにはぴったりのモデルです。

ジグストでのメインウェポン

個人的にジグストへの理解が進み、最近はもっぱらジグスト専用機と化しています。

6フィート5インチというレングスが、フッキングストロークとキャスタビリティにおいてちょうどよい長さになっています。

特にキャスタビリティ。

これに関しては、サイドハンドキャストとピッチングを多用するために、これ以上長くても短くても役不足になるくらいちょうどよいレングスです。

1/2ozのコンツアージグが大好きで、よく投げるのですが、本当に気持ちよくキャストが決まります。

そして最近は、ジグスト専用機になったことで、載せるリールを19アンタレスHGに変更しています。

リールウェイトを上げて、重心をアングラー側に寄せることで、ロッドを自然に構えた時に少しでもロッドティップを上に向かせるためです。

ジグストをやる上では、このロッド以外に考えられないくらい、ジグストをやった時にの気持ちよさが体感できるロッドですね!

▼ジグストを考える↓

 

▼使用するルアー例はこちら↓

大好きなフロッグロッドとして

フロッグロッドとしては、WSC65MHはしなやかな部類に入ると思っています。ただ、操作性やフッキング性能が損なわれているということはないです。むしろしなやかだからこそ、フッキングの良さを感じるくらいです。

フロッグゲームロッドとしてはショートレングスのこのロッドは、操作性の高さが最大の特徴です。ショートディスタンスで正確にピンスポットを打ち抜くキャスト性能と、ロッドティップが水面を叩くことなく軽快な操作を可能にします。フロッグの首振りアクションを生み出す適度なブランクの張り。フッキングパワーをロスなくフックに伝達するスムースなベンドカーブ。異弾性カーボンを適所に配し、アラミド繊維シートで隙間なく補強を加えたレジットデザインの設計コンセプトがフロッグゲームに最適なブランクを生み出しました。ショートレングスの取り回しの良さはオーバーハング下や竹やぶなど「ややこしい」カバーを射抜くように狙うリザーバー+レンタルボート、小型ボートアングラーにはベストな選択となるでしょう。

出展:LEGIT DESIGN

レジットデザインさんのHPでの触れ込みでもあるとおり、リザーバーにおけるレンタルボートスタイルにおいて、ここまでアドバンテージを与えてくれるロッドは、なかなか出会っていないです。

豊英ダムでフロッグに出るバスはカッコいいコンディションのいいバスが多いですね!

フロッグの場合、バスをかけてからのやり取りは、多少強引にならざるを得ない場面も多々あります。

  • カバーの奥の奥でチョウチンでヒット、カバーを乗り越えさせるようにバスを寄せる
  • ウッドカバーの上に溜まるアオヤロウの上でヒット、巻かれながらも強引に引っ張り出す
  • 手前でバイトが出たためフッキングストロークが取れずに巻きアワセ

房総リザーバーでフロッグの釣りをしていると、このようなシチュエーションに出会うことが多いと思います。

そんな時も、しっかりと粘るベリーとバットでバスを強引に寄せることができます。フロッグで掛けたバスって元気なんですよね~。そんなバスでもなんなくいなすことが出来ます。むしろ曲がるロッドでバスとのやりとりが本当に楽しい!

▼使用するルアー例はこちら↓

ワイヤーベイトから巻き抵抗のあるマキモノ、ビッグベイトまで

これは先人の方々の使用感や、レジットデザインさんもオフィシャルで発信しているくらい、ワイヤーベイトを選択する時はWSC65MH一択です。キャスト時も、ルアーリトリーブ時も、粘りながらよく曲がり使っていて気持ちいいですね!

そしてワイルドサイドの特徴でもあるのですが、ちゃんとロッドにかける負荷によって性格が変わっていくんです。スピナーベイトは自分の中では3/8ozだと、少し負荷が軽すぎるイメージでルアーの引き抵抗にロッドパワーが勝ってしまっている感じがします。ベストは1/2oz~5/8ozあたりだとちょうどよい感じです。

メインフィールドが房総リザーバーなので、1/2ozや5/8ozの出番が多いというのもあるかもしれません。

3/8ozであればWSC65M+V2limitedがありますもんね!これはこれで使ってみたい番手です。

そして何気に自分が気に入っているのが抵抗の強いクランクとビッグベイトです。

特に亀山ダムにおける、TDハイパークランクの岩盤急潜行パターンの際も、このロッドを選択します。もう廃版なので、黄色いお店で見つけた時はいつも購入しています!

抵抗のあるクランクを巻く際、パワーはあるけどベリーはしっかり曲がるロッドの性格がベストマッチします。これはワイルドサイドのピュアグラスが出る前からやっていたパターンなのでそう思うのかもしれません。このパターンはピュアグラスモデルでもやってみたいですね。

最後はビッグベイトです。ビッグベイトと言っていいのか微妙なラインではあるのですが…。ブルシューターjrやチビタレルクラスであれば、サイドハンドでルアーウェイトをしっかり乗せることでキャストは可能になります。それ以上になると少し厳しいかもしれませんが。

三島ダムにおけるギル系ビッグベイトパターンは本当に楽しい釣りです!

ただ、俗にいうビッグベイトを投げるようなロッドよりもしなやかなため、ギル系のビッグベイトにおけるハードジャークにはちょうどよいアクションなんです。

ジャークベイトをやり込んでいる人には当たり前に聞こえるかもしれませんが、ジャークってジャークをした後のロッドの曲がり残りというか、遅れてロッドが反発する感覚が重要だと思っています。ギル系のビッグベイトにおけるハードジャークもここがキモになります。WSC65MHだと、このハードジャーク後の曲がり残り具合がちょうどいいんですよね。

これは今年の新モデルであるWSC64XHも同じようなロッドの性格なのでは?と勝手に今から妄想しています。(笑) 

WSC65MH まとめ

というわけで、以下のような釣りにおいてWSC65MHを選択しています。

  • ジグスト(1/2oz以上のウエイトのあるモノ)
  • スピナーベイトを始めとしたワイヤーベイトゲーム
  • 巻き抵抗の強いクランクベイト
  • ミドルサイズのギル系ビッグベイト
  • リザーバーにおけるフロッグゲーム

実はこのロッドも、WSS-ST65Lと同じく、2本所有したいくらい、自分の中では出番の多い番手です。

これは個人的な好みの問題なのかもしれませんが、ベリーに特徴的な粘りのあるロッドが好みなのかもしれません。このWSC65MHWSS-ST65Lも、同じような特徴があります。ただのカエル好きってだけかもしれませんが。(笑)

「こんなモデルもおすすめです!こんな使い方もいいよ!」なんていうレジッターの皆様のご意見もお待ちしております。ご意見はTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!

▼他のロッドのことも、こちらにまとめています↓

▼リールやラインなどのセッティングを以下にまとめています↓

 


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▼自己紹介的な記事はコチラ↓

▼実は2020年3月号のBasser誌に、当ブログが掲載されました!↓

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    FMStayGoldフィッシングパーソナリティのKazです。 横浜育ちの1981年4月生まれ。今も横浜に住んでいます。 24時間四六時中、釣りのことばかりです。(笑) バスフィッシングを中心にソルトのオフショアフィッシングまで「釣り×釣り×WEB」で釣りをもっとおもしろく! バスフィッシングは房総リザーバーを中心に、レンタルボートスタイルで、ソルトは東京湾を中心に、エサ釣りからライトジギングからタイラバまで。健康に、安全に、おいしく釣りを楽しんでいます。