こんにちは。
フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。
やっと期末の忙しさを抜け、少し落ち着きを取り戻しつつあります。
来月からはブログの更新が通常運転に戻せそうです。
これからもマイペースに更新を続けていきますので、何卒よろしくお願い致します!
昨日は関西出張でした。
4年半ほど大阪に仕事で住んでいたことがあり、ひさびさの大阪で懐かしんでいました。昨日は日帰りでしたが、こんなときレジットデザインさんのマルチピースロッドがあると、間違いなく釣りして帰っていると思います。(笑)
さて、今日は東京湾でのタイラバのまとめ的なお話です。
これから東京湾でタイラバを始めたい人、
すでに東京湾でタイラバをガンガンやっている人、
東京湾でタイラバを楽しむすべての人に向けた記事になっています。
個人的なタックルセレクトのポイントなどをまとめてます。
自分はバスフィッシングからタイラバに入りましたが、バスフィッシングにも通ずるところがあり、タイラバは非常におもしろい釣りです!
これから春の乗っ込みシーズンが始まります!
これからタイラバを始める人も、今までタイラバをやっていた方にも、気づきのある記事になればと思っています。
それでは行ってみましょう!
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目次
東京湾タイラバ ロッド選びのポイント
世の中にタイラバロッドと呼ばれるものがあって迷いますよね。
自分も初めて東京湾でタイラバを始める時、ロッド選びには相当悩みました…。
乗せ調子?掛け調子?
レングスも6フィート台から、7フィートオーバーまであるし…。
適合ウェイトはどれくらいのパワーだといいの!??
などなど…。
正直カタログスペックや、いろんなインプレッションを見ても、正直自分の中で全然消化しきれなかったのを思い出します…。
今ではSHIMANO(シマノ) GAME炎月B610ML-S に落ち着いています。
▼SHIMANO(シマノ) GAME炎月B610ML-S のインプレッションはこちら↓
なので、自分の中で東京湾のタイラバロッド選びにおいて重要視するポイントを簡単にまとめてみました。
- 東京湾のタイラバのウェイトの基準になる80gを気持ちよく扱える
- ティップは適度に柔らかい、ただティップセクションは長すぎない
- ベリーセクションは長めが良い
- バットパワーはきっちりとあるもの
- レングスは7フィート程度
このあたりをカバー出来れば、正直どんなロッドでも問題ないと思っています。
GAME炎月B610ML-Sのインプレッションでも書いた内容ですが、もう一度おさらいしましょう。
タイラバロッドは柔らかいほうが良い、硬いとバレる
とよく言われますが、自分の中ではこれは半分ホントで半分ウソだと思っています。
GAME炎月B610ML-S のインプレッション記事の中でも書きましたが、
これ、ロッドの各セクションごとに表現しないと、どうしてもホントとウソが混じってしまいます。
どういうことか。
ロッドのセクションごとに見ていきましょう。
◆ティップ
繊細な方が目感度が格段に向上します。できればソリッドティップいいですね。
◆ベリー
ベリーセクションを長く取ってあるしなやかなロッドがGOOD。このおかげでマダイの三段引きの際にキレイにベリーが入り込みます。急な突っ込みをいなすのは、実はバットでなくベリー部分なんですよ。ここが柔らかすぎると、一気にバットまで入り込み、逆にバレます。(笑)
◆バット
バットが柔らかすぎると、いつまでたってもマダイが上がって来ませんw。突っ込みをベリーセクションで粘り、最後受け止めるのがバット部分の仕事です。ここはガッチリしていないとNGです。
単純に柔らかいだけのロッドを選ぶと、
「タイラバが重すぎてロッドが曲がりすぎて何やってるかよくわかんない。」
なんてことが聞かれます。
重すぎるタイラバや、外房などでドテラ流しで釣っている場合に起こったりもします。
適合ウェイトももちろんなのですが、これはロッドのベリーセクションの長さが足りない場合、このような現象になります。
これは柔らかくしたいがために、ティップ部分を無駄に長くとりすぎて、ただのベナンベナンロッドだと、この「何をしているかよくわからない」が起こります。(笑)
こうなると最悪です。
ただタイラバを引っ張ているだけになり、巻き感がなくなります。そんなんじゃ、そもそもタイラバの釣りに飽きてしまいます。(笑)
「タイラバって巻くだけであんまおもしろくないよね?」
って方は、もしかしたらタイラバをおもしろくするロッドに出会っていないだけなのかもしれません。
これらを参考に、ぜひ自分にあったタイラバロッドを選んでみてください!
東京湾タイラバ リール選びのポイント
これもいくつかポイントがあります。
- パワーギア→巻き上げ安定性のあるもの
- ツインハンドル→等速巻きしやすいもの
- PE0.8号~1.0号が最低200m巻ける
- リールの自重が軽すぎない
このあたりですかね。
自分はSHIMANO(シマノ) オシアコンクエスト201PGを使用しています。
▼オシアコンクエスト201PGのインプレッションはこちら↓
▼オシアコンクエストを使い倒すマルチスプールオペレーションはこちら↓
特に自重は結構重要かもしれません。
よくタイラバリールは軽いほうが良いと言われるのですが、自分の中ではあまりピンと来ていないんですよね。
確かに、タイラバは巻きの釣りです。一日中リトリーブを繰り返します。
そして等速巻きといって、スローリトリーブで同じスピードで巻き続けることを要求される釣りです。
この際、実はリールにある程度の重さがあるほうが重心が自分の体側によるので、リトリーブが安定します。なので決して軽くはないオシアコンクエストを使っている理由です。
あとはパワーギアは必須だと考えています。
正確にはマダイにアタックされてもリーリングを止められることのない、巻き上げパワーの強いリールです。
なので同じリールでも巻き上げパワーの強いローギアが有利になります。
これ、一度タイラバをやってみて、マダイのアタックを受けるときっと感じて頂けると思います。本当にリーリングを止められます。そして止めるとアタックが終わります。(笑)
ドラグも重要なポイントではあるのですが、個人的にはドラグ音があると嬉しいです。
単純にマダイが掛かるとテンションが上がりますから。(笑)
タイラバはドラグを1kg~1.5㎏くらいに設定します。
そんなことしたら一生上がってこないのでは?
となるかもしれません。
確かに大きすぎると本当にファイトの時間はかかります。(笑)
ただ、タイラバはフックを徐々にマダイの口に差し込んでいく釣りなので、ドラグがキツ過ぎると、これもまた途中でアタックが終わります。(笑)
なのでドラグの滑り出しの良いものが好まれますし、個人的にもこのドラグの滑り出しには気を付けています。
東京湾タイラバ ライン選びのポイント
これは乗る船によってもルールがある時があるので、一概に言えないのですが、自分は0.8号で統一しています。まれに船宿によっては1.0号を指定されることもありますが、基本0.8号でOKです。
ポイントはこんな感じですね。
- 号数は0.8号~1.0号
- 10mごとにカラーの分かれているもの
- ドラグを出す釣りなので8本撚りのほうが良い
1.0号より太いと、潮が速いときには何をやっているかわからなくなります。(笑)
マダイは潮の流れの中にいる魚です。東京湾でタイラバをやっている多くの船宿は大潮もしくはそのまわりの中潮限定で出船することが多いです。
なのでラインを選ぶときは号数にだけは注意しましょう。
あとはリーダーは必要になります。
自分はフロロ2.5号~4号を状況によって使い分けています。
50m以上の深場を攻めることが多い場合は2.5号まで落とします。
通常は3号、エサ取りや外道が多いときなどは4号まで上げることもあります。
基本はフロロの3号を1.5~3.0mほど付けておけばOKです。
ノットは必ずFGノットで接続してくださいね!
東京湾タイラバ タイラバやネクタイ選びのポイント
ものすごい無責任な発言になるかもしれませんが、、、
極論何でもOKです。(笑)
自分の中で、そこまで釣果を左右するファクターとして考えていません。(笑)
ただ、過去の経験から、よく釣れるカラーや形状というのはあります。コンフィデンスあるものを使うことでの集中力の維持という部分で重要かもしれません。
ただ、タイラバの場合は他のファクターのほうが釣果に影響があると思っています。
ベリーのしなやかなロッドでマダイをいなす。
等速巻きでマダイに違和感を与えない。
適正なラインでしっかりとタイラバのプレゼンテーションとリトリーブを行う。
このあたりのほうが、重要なファクターになるうることが多いですね。
東京湾のタイラバの場合であれば、以下を参考に自分の好きなものを選んでいただければと思います。
- ウェイトは80gが基準
- 潮が速い時、水深が深い時のために100gも用意
- 個人的に中間の90gを使うことが多い
- ヘッドカラーは赤、緑、オレンジ、金を基調としたもの
- ネクタイは赤、オレンジ、緑を基調としたもの
このあたりを抑えておけば、東京湾ではカバーできると思います。
個人的には緑にコンフィデンス持っています!特に海苔色ですね。(笑)
東京湾タイラバ ここがおもしろい
一言で言うのがものすごい難しいのですが、あえて挙げるとこんな感じですね。
- マダイ特有の三段引きは本当に引きが強い
- 落として巻く、というシンプルな中にも駆け引きがある
- タックルも至ってシンプルなので準備がカンタン
- 巻きの釣り、巻いていてアタリが来ると独特の興奮がある
マダイの引きは本当に強く、グッドサイズが掛かると本当にロッドをのされるくらい引き込まれます。
独特の「ドン、ドン、ドーーーーン!」というような三段引きは、他の魚種にはない引きで、やり取りの最中は興奮しっぱなしになります。(笑)
特にドラグを出す釣りなので、ドラグワークの勉強にもなります。ドラグを1目盛り締めるとどれくらい締まってラインが出なくなるのか、このあたりの繊細なドラグワークは、他の釣りではなかなかないかもしれません。
自分もスピニングは特に、一気に締め込むか、一気に開放するか、大味なドラグワークが多かったのでなおさらでしたね。(笑)
引き味も、食べても美味しいマダイはタイラバ、ぜひ挑戦してみてください!
▼お食い初めのマダイをタイラバで狙いに行ったお話↓
東京湾タイラバ バスフィッシングが好きな人はハマりやすいかも!
先ほども書きましたが、タイラバは巻きの釣りです。
バスフィッシングで言うところの、スピナーベイトやチャターベイトのような、ワイヤーベイトの巻きの釣りとものすごく似ています。
アタリも巻いているとドスっと出るので、そのあたりも似ています。
そして何よりも大事な等速巻きは、バスフィッシングにおけるレンジキープしながらのスピナーベイトのスローロールをやっている感覚になります。
バスフィッシングが好きな方、スピナーベイトの釣りが好きな方、ぜひタイラバをやってみてください。きっとハマると思います!
こんな感じに東京湾におけるタイラバのまとめを書いてみました。
あえて限定的に書いていないのは、それだけ自由度があるということと、これからいろんなメソッドが見つかったり、メソッドが発展していくと思っているからです。
まだまだ、未知な部分も多い東京湾タイラバ、一緒にフィールドに出て、いろんな釣り方を開拓していきましょう!
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