こんにちは。
フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。
私事なのですが、先週金曜日で今の会社の最終出社日でした。
実際の退職日は6月中旬なのですが。
ということは、、、
はい、今日から4週間ほどバカンスです!
バカンス1日目の出来事はこんな感じですね。
- 娘の朝ごはん
- ランチに特製冷やし中華を作る
- 掃除、にわか雨からの洗濯物の避難
- 嫁の病院の薬の受取(パシリ)
…。
釣り行きたい…。
どんなバカンスになるのでしょうか。(笑)

今日はそんな中、(どんな中w)
SHIMANO(シマノ) TWINPOWER XD(ツインパワーXD) C3000XG のお話です。
Huerco(フエルコ) のパックロッド、その中でもスピニングロッドを手に入れてから、1台のスピニングリールをいろんなロッドに載せることでなんでも出来る、いろんな魚と遊べる、そんなシステムを確立したく、手に入れたリールのお話です 。
特に持ち物の限られる遠征フィッシングにおいて、そのポータビリティとマルチロールにはかなり助けられています。
C3000という番手の相性もあると思うのですが、この番手、本当にいろんなロッドにマッチするんですよね!
マルチスプールオペレーションとの相性も抜群なのがC3000という番手ですね!
そしてソルトでもフレッシュウォーターでも関係なく、多少荒っぽくてもガンガン使えるのも魅力です!
実は今週末のH1-GPXの巻物用スピニングリールとして導入しようとしていました。まさかの予定が合わずに断念…。(泣)
それでは行ってみましょう!
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目次
SHIMANO(シマノ) TWINPOWER XD(ツインパワーXD) C3000XG スペック




ギア比 | 6.0 |
実用ドラグ | 3.5kg |
最大ドラグ | 9.0kg |
自重 | 235g |
糸巻量 | ナイロン:2.5-180、3-150、4-100 フロロ:2.5-160、3-130、4-100 PE:1-400、1.5-270、2-180 |
最大巻上長 | 88cm |
ハンドル長 | 55㎜ |
ベアリング数 | 9 |
過剰なほどの耐久性(XD=extreme durability)をキーワードにチューンされた、新たなるツインパワーが誕生!ショアジギング、磯やウェーディングでのシーバスゲーム、マイクロジギングといったシーンにおいて、信頼に足る耐久性を提供するのが命題。そのひとつは「ギア強度のアップ」。シマノならでは高精度加工技術により、以前のモデルのワンサイズ大型機種と並ぶ強度を確保。さらにラビリンス構造により強化された防水構造「Xプロテクト」により防水性アップを実現。カーボンクロスワッシャ採用によりドラグの耐久性も大幅アップ。これまでの常識を覆すほどタフさを備えた一台に仕上がっている。
出典:SHIMANO(シマノ)
スペックを見る限り、本当に汎用の高さが伺えるリールですね!
ポイントはこのあたりですかね!
- 実用ドラグ3.5kgあれば、よほどの魚でない限り対応可能
- リールウェイトは、スペックやパワーを考えると充分軽い
- 糸巻量は充分、下糸を入れればどんなシチュエーションにも対応できる
- 巻上長88cmはライトジギングでのワンピッチジャークを刻むのにちょうどよい巻上長
- エクストラハイギアなのでハンドル長55㎜の長すぎず短すぎずがちょうどいい
こんな感じで、ソルトからフレッシュウォーターまで、ショアからオフショアまで、いろんな魚と遊べるスペックですね!
それに加えてハードに使えるので、遠征用リールとしてベストチョイスだと考えています。
SHIMANO(シマノ) TWINPOWER XD(ツインパワーXD) C3000XG 技術特性のココがイイ!
自分がうんぬん言う立場でもないのですが。(笑)
個人的に好きな技術特性満載なんですよね!
それでは見ていきましょう。
X PROTECT

撥水処理&ラビリンス構造による防水構造。 ツインパワーXDに採用されるXプロテクトでは、より軽い回転性能が求められるため、専用に新たな防水構造を開発。回転軽さを損なうことのない非接触式にこだわり、新たな撥水処理に加え、水の浸入を抑えるラビリンス構造を複合することで、非接触でありながら、高い防水性能を実現しました。その回転軽さゆえ、ラインローラーへの採用も可能となり、ボディー部に加え、ラインローラーベアリングの塩ガミ耐久性も大幅に向上しています。
出典:SHIMANO(シマノ)
言わずもがなですね!
自分がハードに使える1番のポイントは、このXプロテクトでした。
今までのツインパワーには実装されておらず…。
ダイワのマグシールド、本当に水入らないしいいなぁ~と指をくわえてみていたのですが、このツインパワーXDの登場で、それはなくなりました。(笑)
ただ、19ヴァンキッシュに実装されたので、同時にそっちが欲しくなっているのは内緒です。(笑)
HAGANEギア・HAGANEボディ


金属の塊を約200トンの圧力でプレスし、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げる。精密冷間鍛造と言われる独自の技術が、硬く、粘り強いギアを生み、なめらかな巻きごこちを可能にする。
出典:SHIMANO(シマノ)
剛性の高いアルミニウムを使うことで、リールのたわみや歪み、ネジレをしっかりと抑制。繊細なギアの噛み合わせを守り、スムーズなリーリングを可能にする。
これも自分が語る必要ないですよね。(笑)
ツインパワーは、他のシマノのスピニングリールよりも、なんというのか、巻いてる時のかっちり感みたいなものがあります。
うーん、ボキャブラリーが酷いですね…。
巻くとわかるのですが、ギアがギチギチにかみ合って回っている感がものすごくあるんですよ。壊れにくそうという安心感があります。
逆に前モデルの16ヴァンキッシュも所有しているのですが、華奢なモデルちゃんな感じです。ツインパワーは健康スポーツ少女って感じですね!
ちょっとこれ以上語り出すと変な方向に行きそうなので止めておきます…。(笑)
NEWマグナムライトローター

ラインローラー側の肉抜きに成功。回転慣性が最大約14%低減。 常識を覆す異次元の回転軽さを実現したNEW マグナムライトローター。その秘密は、これまで当たり前とされていた左右対称のローター構造を一から見直したことにあります。従来、ラインローラー側に組まれていたベールリターン機構を取り付けカム側に移植。さらにラインローラーの軽量化、ベールのチタン化、ローター肉厚の最適配置を行い、最大約14%もの回転慣性の低減に成功しました。未知の回転軽さがもたらす、感度・操作性をぜひ体感してください。 ※文中の数字は16ヴァンキッシュ#2500シリーズで算出。 ※写真は16ヴァンキッシュのローターです。
出典:SHIMANO(シマノ)
これは個人的に一番大きなアップデートだと思っているんですよね。
シマノのスピニングリールには2つのシリーズがあるんですよ。
- CORESOLID(コアソリッド)
- QUICKRESPONSE(クイックレスポンス)
コアソリッドはステラやツインパワーなどの、堅牢性を押し出したモデルに、クイックレスポンスはヴァンキッシュを始めとした巻き始めの軽いモデルに、それぞれ付けられています。
このツインパワーXDが出た時に、最初誤植だと思ったくらいだったのですが、(シマノさんごめんなさい…w)実はツインパワーXDはこれだけの堅牢性を推しているにも関わらず、クイックレスポンスシリーズなんですよ。
通常の15ツインパワーも所有しているのですが、確かに巻き始めが軽くなっている気がします。
堅牢性と巻きの軽さを同時に実現できる、もうリールの技術進化はものすごいですね。
全然関係ないですが、どこかで聞いたことがあって、釣り業界が盛り上がると、景気が良くなるらしいんですよね。なにやらレアメタルが動くとかなんとか。(笑)
どんな釣りに使える?
- バスフィッシング
- オフショアジギング
- ソルトライトゲーム
今までにこんな釣りに導入しています。
それぞれの使用感や感覚をまとめていきます。
バスフィッシング
普通にパワーフィネスに使えそうなスペックなのですが、通常のパワーフィネスに関しては、SHIMANO(シマノ) TWINPOWER(ツインパワー) 2500HGS を使用しています。
実は、以前に紹介したライトジギングでのセッティングを2回バスフィッシングに持ち込んでいます。
▼バスフィッシングに、ライトジギングスペックのタックルを持ち込んでみた↓
1度目はマルチスプールオペレーションでのSHIMANO(シマノ) TWINPOWER(ツインパワー) 2500HGSをセット。
2度目はこのSHIMANO(シマノ) TWINPOWER XD(ツインパワーXD) C3000XGをセットして挑んでいます。
主にバルキーなワームのバックスライドセッティングで使用しました。
ロッドにはフッキングパワーとカバーから引きずり出すバットパワーが欲しかったのと、そこと相反するティップからベリーの入りの良さが欲しく、そしてリールにはゴリ巻きOKかつドラグの安定しているもの、こんなヘンテコなタックルをバスフィッシングに持ち込みました。
結果は今のところ、1本のラインブレイクで終わってしまっているので、なんとも言えないですが。(笑)
このチャレンジには、タックルセッティングの新しい境地の扉を開いた感じがしました。
これは今後に詰めて、ベストプラクティスを見つけたいと思っています。
オフショアジギング
これは言わずもがなですね。
オフショアジギングと言っても、シーバスやマダイで使う60g~120gくらいまでの俗にいうライトジギングでの使用です。
基本ソルト向けに作られているリールのため、剛性は申し分ないです。
ギアがXGなのでエクストラハイギアなのですが、リトリーブ時の巻きの重さを感じることはなかったです。
もちろんオシアコンクエストのPGの巻きパワーや感覚と比べると敵わないですが、XGであるエクストラハイギアというスペックにも関わらず、巻き心地は非常にライトでした。
ソルトライトゲーム
いやいやいや、アンバランスでしょ!(笑)
と思うかもしれません。
確かに番手だけ見ればアンバランスです。
以前はライトゲームだけをやるのであれば、SHIMANO(シマノ)Vanquish(ヴァンキッシュ) C2000HGS を使用していました。
ただ、沖縄などの遠征でライトゲームをやる際、不意な大物が掛かることもあります。そんな時、リールの番手の大きなものは正義だと、個人的には思っています。
なので、遠征時に関しては、SHIMANO(シマノ) TWINPOWER(ツインパワー) 2500HGS もしくはSHIMANO(シマノ) TWINPOWER XD(ツインパワーXD) C3000XG を選択することがほとんどになりました。SHIMANO(シマノ) TWINPOWER(ツインパワー) 2500HGS を完全にバスフィッシング用にしてからは、このSHIMANO(シマノ) TWINPOWER XD(ツインパワーXD) C3000XG 一択になっています。
このセッティングには、リールの重さが非常に重要なファクターになっています。
実はSHIMANO(シマノ) TWINPOWER XD(ツインパワーXD) C3000XG は、このスペックを有しながら、自重は235gしかありません。
自分からすると十分軽いんですよね。
特にソルトのライトゲームは巻きを重視することが多いです。
そんな時、リールのある程度の重さはタックルのバランスに非常に重要だと考えています。
このある程度の重さというのに、この235gというのは、感覚的にしっくりきます。
ただ、これは組み合わせるロッドに左右されるかもしれません。
自分の場合、ソルトでのルアーフィッシングにおけるスピニングロッドは、主にHuerco(フエルコ)のロッドを使っています。番手はXT611-4SとXT511-5Sです。
XT611-4Sに関しては、自重が185gあるので、むしろちょうど良く、少し軽いくらいです。
XT511-5Sに関しては、リールパワーはオーバースペックながらも、タックル全体の手元に重心が寄ることになるので、ライトソルトゲームにおける巻きのアクションに安定感がうまれます。そして不意の大物でも、安心してやり取りすることが出来るんですよね。
今後は以下のような釣りにも活用していきたいと思っています。
- レイクトラウト
- リバーバスフィッシング
- ボートシーバス
- ショアシーバス
特にHuercoを手にしてから、中禅寺湖のレイクトラウト釣りをしてみたい願望が、日に日に強くなっています。XT711-5Sも欲しい…。
本当は解禁直後が良いらしいのですが、4週間のバカンス休暇の時に、チャンスがあれば訪れてみたいものです。
リバーバスフィッシングは、現在の自宅が多摩川と鶴見川のちょうど中間地点にあり、これもバカンス休暇中に結構してみたい釣りです。娘の朝ごはんまでの時間にちょっと近所でリバーバスフィッシング、うん、絶対に行こう。多摩川は個人的にマルタも気になるので、これは来年のシーズンの時に行きたいな。
ボートシーバスは、シーバスジギングでOKなのですが、たまにキャスティングタックルが欲しくなる時があるんです。今まではバスフィッシングで使用している SHIMANO(シマノ) TWINPOWER(ツインパワー) 2500HGSをマルチスプールオペレーションで運用していました。
SHIMANO(シマノ) TWINPOWER XD(ツインパワーXD) C3000XG まとめ
ソルトにおいては、本当に何でもできる一台だと思っています。
今朝少し考えていたのですが、15ツインパワーのスプールもセット出来るんですよね!
▼替えスプールでリールはもっとおもしろくなる!↓
なのでPE0.8号と0.6号以下をマルチスプールオペレーションで持参し、Huerco XT511-5Sのような、ジグ単からライトプラッキングまで出来るようなパックロッドを一本持って行くだけで、いろんな魚と遊ぶことが出来るんですよね!
というわけで、ソルト中心に手放すことの出来ないリールです。
こんな活用の仕方もしているよ!こんな魚とも遊べるで!みたいなご意見ご質問は、ぜひTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!
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