こんにちは。
フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。
昨日はフィッシングショーには行かず、現場に出るためシーバスジギングに行ってきました。昨日はタフな日だったのか、なかなかサイズが出ずに苦戦しました。(泣)
ただ同船者で80cm近い型も上がっていたので、もっと精進しないとですね…。うまくなれるように努力とPDCAサイクルあるのみです!
今日は自分が、房総リザーバー(亀山ダム、片倉ダム、豊英ダム、三島ダム、戸面原ダム)における、レンタルボートスタイルでのバスフィッシングにおいて、絶対の信頼を置いて使わせて頂いている、LEGITDESIGN(レジットデザイン)のWILDSIDE(ワイルドサイド)のお話です。
私がレジットデザインを使う理由はこちら↓
今日はWSC63Mのお話です。
それではいってみましょう!
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WSC63Mスペック
全長 | 6フィート3インチ |
自重 | 100g |
アクション | MF |
適合ルアー(g) | 5g~18g |
適合ライン(lb) | 8lb~16lb |
自分の経験上でもそうだったのですが、バスフィッシングにおける中核を担うロッドは66M(ロクロクエム)や610M(ロクテンエム)と言われていました。確かに各メーカー、66Mや610Mに関してはバーサタイル性やマルチプルな使い方を推奨することが多かったように思います。
他のメーカーが66M、610Mを中核モデルとするのであれば、ワイルドサイドにおいては、このWSC563Mがその役割を担っていると考えています。
なぜなら、使うルアーやルアーウェイトで、ロッドの持つ性格が変わる、そんなロッドです。
WSC63M使ってみた使用感は?
初めてWSC63MHを手にし、そのコンセプトに共感してから、すぐさまWSC64Lを手にしました。その次に手にしたのが、このWSC63Mでした。
正直、自分の中で様々なメーカーから出ている、いわゆる「M」という番手は、バーサタイル性を謳っていることが多く、あまり明確な役割を持たすことなく、”とりあえず所有している”ということが多かったです。
このWSC63Mも初めはそんな感じでした。(本当に過去の自分をぶん殴りたいw)
ただ、使っていくうちに異変に気付くんです。
釣りの最中に、「このルアーをセットするロッドの番手を間違えたのか?」と感じることがあるくらいでした。
ジャークベイトとライトテキサスを同じロッドで?
さすがにそれは無理なんじゃないか?という声が聞こえてくるかもしれません。
その通りだと思います。(笑) 自分も一切考えてもいませんでした。
初めはジャークベイトやスピナーベイト用に使用していたんです。ライトテキサスにはWSC63MHに役割を持たせていたので、WSC63Mでライトテキサスに使用する場面はありませんでした。
しかし、ある一日のおかげでその状況は一変します。
その日は普通にライトテキサスをカバーに打ち込んでも一切バスに会えなかったんです。なので、WSC63MHのシンカーを1/2ozまで重くし、速いスピードでボトムコンタクトさせて、リアクションで食わそうと。
でも保険が欲しかったんですよね。
そこでWSC63Mにセットしていた、クリスタルS 1/2ozを外し、いつもWSC63 MHにおいて軸にしている5g~10gの間のテキサスではなく、3.5gのライトテキサスをセットしたんです。
フォールのスピードを極端に早くするか遅くするかで、自分なりに変化を持たせたかったんだと思います。
この3.5gライトテキサスをWSC63Mで操作したときに思ったんですよね。
「こんなにロッドにハリあったっけ・・・?63MHにセットしちゃった??汗」
あまりに釣れなさ過ぎて、ちょっと頭がぼーっとして、間違えたのかと。(笑)
すぐさま番手を確認を確認しましたが、WSC63Mとそこには印字されていました。
ルアーウェイトで変わるロッドの性格
なんでそんなことが可能なのか。
それは、
ルアーウェイト(→ロッドへの負荷)で変わるロッドの性格
にあると思っています。
WSC63MHやWSC64Lの記事でも書かせて頂きましたが、ブランクにおいて「ティップ、ベリー、バット」にどのような役割を持たせ、どのように曲がっていくのか、曲がるロッドの理解が進んだことで、WSC63Mの負荷によって変わるロッドの性格が見えてきました。
具体的には、
ジャークベイトでジャークを行う際、いきなりバットまで曲がるロッドだと、正直ジャークはしにくいです。ベリーまで負荷が入力され、適度な反発がなければ成立しません。
WSC63M は、キレイにベリーまで曲がり、適度な反発でジャーキングすることが出来ます。
ライトテキサスや5g前後のラバージグであれば、ティップは目感度を高める程度に曲がってくれますが、ベリーにはしっかりと張りが残るんですよね。なので操作性を損なうことがありません。
これ以上重すぎたり、ワームがバルキーになりすぎると、ベリーへの入力負荷が上がり、一気に使いづらくなります。ベリーからバットへの負荷の移行が出来なくなり、フッキングパワーが足りなくなるんですよね。そうなってくるとWSC63MHの出番です。
(昨年のレジットデザインオーナーズミーティングの時、それでバラしましたw)
ルアーウェイト(→ロッドへの負荷)で変わるロッドの性格
これはWSC63Mのベリーへの入力負荷に持たせてあると考えています。この理解が進んだ時、WSC63Mは、レンタルボートスタイルにおいて、ボート上に載せない理由が見つからないぐらいのメインウェポンに昇格しました。
今ではWSC63Mを以下のように使っています。
- 早春のワカサギパターンをはじめとするジャークベイトのジャーキングやステディリトリーブ
- 1/2ozを中心としたスピナーベイト
- 4.5インチクラスのシャッドテールワーム
- 3.5g前後のライトテキサス
- 5g前後のラバージグでのスイミング
- 7g前後のフリーリグ
こう見てみると本当に懐が深いロッドです。気づいてよかった。(笑)
▼使用ルアー例はこちら↓
WSC63Mまとめ
房総リザーバーを中心としたレンタルボートスタイルにおいて、船上でのスペースは限られていることが多いです。
そんな時に、このWSC63M が一本載せてあるだけで、一気に出来る釣りの幅が広がります。
その際、ロッドにどれくらいのウェイト、負荷をかけるのかを意識することで、1本でいろんな釣りをワークさせることのできる本当の意味でのバーサタイルロッドになると考えています。
- 本当の意味でのバーサタイルロッドが欲しい
- レンタルボートスタイルで、載せるロッドの本数が多くて困っている
- オカッパリなので1本で何でもこなせる懐の深さが欲しい
- 節約したい。(笑)→自分も同感です!w
ちなみにシーバスジギングにも持ち込んでみましたが、70cmクラスのシーバスの突込みでもきっちりといなしてくれます。正直持ち込んだライトジギングロッドよりも、リフトパワーは全然WSC63M に軍配でした。やっぱり懐が深い!
「こんなモデルもおすすめです!こんな使い方もいいよ!」なんていうレジッターの皆様のご意見もお待ちしております。ご意見はTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!
▼他のロッドのことも、こちらにまとめています↓
▼リールやラインなどのセッティングを以下にまとめています↓
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