こんにちは。
フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。
突然ですが、皆さんロッドのカタログを見る時はどこを見ますか?
自分の場合はというと、
- 先経と元経の太さとその差分
- グリップの長さ、つまりはブランクの長さ
このことは、また記事にしたいのですが、この2点を眺めながら、そのロッドの性格や感触を妄想するのが、最高に楽しいです!そして実際に使ってみたときの答え合わせが気持ちよいです。
これだけ見るとちょっとアブナイ奴ですね。(笑)
「オレもこんだけアブナイぜ!w」みたいな皆さんのアツき視点や視線もよかったら教えてください。(笑)
ぜひTwitter(@kaz_sfg)まで!
というわけで今月のBasser、本当に楽しみです!
今日は自分が、房総リザーバー(亀山ダム、片倉ダム、豊英ダム、三島ダム、戸面原ダム)における、レンタルボートスタイルでのバスフィッシングにおいて、絶対の信頼を置いて使わせて頂いている、LEGITDESIGN(レジットデザイン)のWILDSIDE(ワイルドサイド)のお話です。
私がレジットデザインを使う理由はこちら↓
今日はレジットデザイン ワイルドサイド WSS-ST63ML のお話です。
それではいってみましょう!
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WSS-ST63MLスペック
全長 | 6フィート3インチ |
自重 | 95g |
アクション | F |
適合ルアー(g) | 1.3g~7g |
適合ライン(lb) | フロロ:3lb~6lb PE:0.6号~1.5号 |
なぜソリッドティップなのか、なぜ6フィート3インチなのか、スペックだけ見た時は疑問しか出てこなかったのが印象的でした。
それもそのはず、バスフィッシング人生においてパワーフィネスロッドを手にしたことがなかったんですよね。
自分にとっての「パワーフィネス事始め」が、このWSS-ST63MLでした。
WSS-ST63ML使ってみた使用感は?
自分にとってWSS-ST63MLが、初めて手にするパワーフィネスロッドと呼ばれるロッドということもあり、「スピニングでここまでパワーのあるガッチリ系のロッド、自分に使いこなせるのか…。」というのが、手にした初めの印象でした。
ただ、使い始めてからすぐに、パワーフィネスの有効性はもちろんのこと、WSS-ST63MLの有用性に気づきました。そしてこのロッドがソリッドティップ搭載で本当によかったなと気づかされます。
俗にいうパワーフィネスロッドは、 ものすごい軽いルアーをキャストしやすいかというと、自分のスキルが高くないというのもあるのですが(泣)、お世辞にもキャストしやすいとは言い難いです。
その点、WSS-ST63MLはソリッドティップを搭載してくれているので、自分のキャストスキルのなさを補完してくれる非常に重要なギミックになっています。(笑)
特に自分は硬いロッドで軽いルアーを無理に投げる際、手首を使って投げるため、バックスイングの時のソリッドティップの入り方が、キャストのサポートをしてくれます。
レジットデザインさん、第一印象のレベルが低く、大変申し訳ございません…。
しかしこのソリッドティップ、その後モチャついたカバーの中でバスをかけるための、非常に重要なファクターに昇華します。
スモラバやネコリグのパワーフィネスとして
WSS-ST63MLに関しては、WSS-ST65Lのカエルダンスのような、変わった使い方はしていません。(笑)
▼カエルダンスの元ネタはこちら↓
王道的なパワーフィネスとしての使い方がほとんどです。
- 4g前後のスモラバ
- 1.8g前後のネコリグ
本当にこの2点が主な使い方です。
そして基本的にモチャついたカバーの奥の奥に、無理やりねじ込みに行くようにキャストすることがほとんどです。
その時、だいたい枝にラインを持たせると思うんですよ。その状態でバイトがあると、よくわかんない体制から引っ張られて、ロッドが硬すぎてバラシてしまったー!なんて経験ないでしょうか。
うん、表現がうまくないですね。(笑)
ちょっと絵にしてみます。先日届いたsurface penを使う時が来ました。
絵のうまい人、うらやましいです…。四コマ漫画とかw
こちらカバーの簡略断面図だと思って頂けると幸いです。
変な絵すぎて夢に出てきそうになった方、申し訳ございません。(笑)
絵のようにロッドを構える位置よりも高い枝に引っ掛けて、わざとモチャつくカバーの奥の奥にルアー落とすことってあると思うんですよね。
今思わず、ふんわりしたピッチングの手の動きした方、正解です。(笑)
ちなみにサイドハンドをした方、それも正解です。(笑)
この状態でバスがルアーにバイトし、ロッドがガッチガチだと、おそらく違和感を感じてすぐにルアーを離されると思います。
釣りウマな方であれば、バイトの瞬間に瞬時にフッキング出来ると思うのですが、自分のようなレベルだと若干のタイムラグが発生します。(泣)
ここでWSS-ST63MLのソリッドティップの恩恵が生きるのです。
バイトの際にソリッドティップが入ってくれることで、バイトを感じるまでのタイムラグが多少長くなってしまっても、バスに違和感を与えずにフッキングまでもっていくことが出来ます。これが自分にとって圧倒的なアドバンテージを与えてくれます。
- 無理な体制や状態でも、バイトを弾かないためのソリッドティップ
- あえてレングスを63に詰めることで先経から元経のテーパーを強くし、ベリーからバットのパワーアップ
実は、構想段階では65とかのレングスだったのでは?、なんて勝手な妄想をして楽しんでいました。
パワーフィネスだからと言って、ただパワーアップするのではなく、WSS-ST63MLも、「ティップ、ベリー、バットの非連続的な役割分担」いわゆるロッドの3役が明確に与えられ、キッチリと機能しているロッドですね!
▼使用するルアー例はこちら↓
WSS-ST65Lからの派生的な使い方
これはWSS-ST65Lの記事でも書かせてパターンの中で、明らかにモチャついたカバーを攻める際は、WSS-ST65LからWSS-ST63MLにシフトすることがあります。
▼ワイルドサイド WSS-ST65L についての記事はこちら↓
使い方は上記のWSS-ST65Lでも書かせて頂いた、カエルダンスパターンをカバーに放り込むバージョンですね。(笑)
このバスは本当に印象的で、WSS-ST63MLの入魂フィッシュだったんですよ。
カバーの絡む岩盤から引っ張り出した、尋常じゃない体高を持つ豊英バスです。カエルを偏食している豊英バスはこんな個体が多いので、最高にエキサイティングです!
WSS-ST63MLまとめ
そんなわけで、以下の釣りにおいてWSS-ST63MLを選択しています。
- スモラバ、ネコリグのパワーフィネスはこのロッド一択
- モチャついたカバーにおけるカエルパターンや虫パターン
- 特に複数の枝にラインを持たせてカバーの奥の奥を狙う時
自分にとっては、パワーフィネスを教えてくれたロッドであり、パワーフィネスの楽しさに気づかせてくれたロッドです。今現在ではこのロッドをレンタルボートに積まない日はないくらいです。
WSS-ST65Lと並んで、自分のメインウェポンになっている1本です。
すでにパワーフィネスをやり込んでいる人にはもちろんですが、これからパワーフィネス導入を考えている方には、是非手に取って試して頂きたい1本です。
「こんなモデルもおすすめです!こんな使い方もいいよ!」なんていうレジッターの皆様のご意見もお待ちしております。ご意見はTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!
▼他のロッドのことも、こちらにまとめています↓
▼リールやラインなどのセッティングを以下にまとめています↓
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