春の三島湖(三島ダム)をカエルで攻略!?まさかのライトジギングタックルも持ち込んだその訳とは?

こんにちは。

フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。

先日の自身の誕生日に三島湖にリベンジに行って来ました!

今回は新しい武器も持ち込みました。

▼三島湖のロープとうまく付き合う方法はこちら↓

これ以外にももう一つ武器を用意していきました!

そんな春爛漫の三島湖釣行のお話です。

それでは行ってみましょう!

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春の三島湖は直前の天候変化で冬のような日に

完全に春爛漫を想像していました。ぽかぽか陽気の平日に、ゆっくり釣りができるな~と。(笑)

一週間ほど前に天気を確認した限りだと、ちょっと怪しいけど、まぁ大丈夫だろうと。

ただいつものWindyだけは、雨予報で最高気温が9度と出ていたんですよ…。これは信じたくなかったので見て見ぬふりをしていました。(笑)

寒い?雨?

いやいや、んなわけないでしょ!前日21度よ!みたいな。(笑)

▼Windyの紹介はこちら↓

 

そして迎えた当日。

現地に着くと、まぁ寒い。(笑)

完全に春の様相をイメージして、着てくる服装も間違いました。(笑)

ただ、雨は降っていなかったのでなんとか行けるだろうと。

準備はタックルの運搬などで暑いくらいでしたから…。

そんなこんなでスタート時間に備えました。

スタート直前に降ってきた雨をどう活かすか

そしてスタート直前に一気に雨模様に…。

まぁまぁの本降りで、急いでレインウェアをフルスペックで着込みます。

カフからレッグカバーまで着用する、いわゆるガチの雨装備。(笑)

▼雨の日のバスフィッシングを快適にするレインウェア装備はこちら↓

 

ただ振りはじめたばかりの雨なので、朝イチはどこのポイントに入ろうか、春爛漫プランを練り直します。

この時期、豊英筋には田んぼからの水が入り込むようなインレットが存在します。

5月の肥料満載の田んぼ水ではなく、この時期の田んぼ水は濁りのみなんですよね。

結構な雨量なので、

これは濁った水が入り始める濁り始めは狙い目かもしれない

と妄想が進みました。

今回用意した伸縮パドル改も装備完了!

というわけで、濁り水が入るまで時間をつぶしながら、豊英筋を上がっていこうと朝一のプランは決定しました。春爛漫プランタックルを組み替えます…。

雨だけであればいいのですが、風も冷たく、、、すでに体感温度は真冬の感覚でしたね。(笑)

雨で出来るインレットや田んぼ水のインレットに絞る

要所要所を撃ち込みながら、目的の場所に到着。

案の定、二か所のインレットからは濁り水が流れ込んできておりイイ感じに濁っています。(ちゃんと写真撮っておけばよかった…w)

もちろん投げるのは、LEGITDESIGN(レジットデザイン)のWSS-ST65Lにセットしたカエルダンス、もとい野良ガエルです。

▼WSS-ST65Lのインプレとカエルダンスはこちら↓

その一投目でした。

一発で45cmを確保!

先日までの連続デコは何だったのかと。(笑)

カエル食いのバスは、バイトの出方の音が違います。

 

水面に虫などを浮かべてると、

 

バシャン!

 

みたいな音ですが、これがカエル食いになると、

 

ブォコンっ!!

 

みたいな音になります。

 

 

 

うーん。

 

表現が難しい。(笑)

 

お風呂の中だと再現できるんですけどね。さすがに自分の入浴シーンは公開できません。(笑)

この音の違いは、食わせるレンジの問題だと思っていて、虫などの水面系のルアーにもレンジが大事だと思っています。

▼虫ルアーのレンジのお話はこちら↓

 

特にカエルダンスの際は、このレンジが重要になります。

水面直下5cm以内にカエル(ルアー)がいるかどうかで決まると思っています。

これはまた、カエルダンスの解説で細かく触れたいと思っています。

実は野良ガエルを水面で使わないのがカエルダンスなんです。

イメージ、水面に落ちて水面直下で痙攣しているカエルをイメージして動かしています。

そんなこんなで1時間くらいの間に、カエルダンスで6本確保することに成功しました。

サイズはなぜかすべて45cm前後、上にも下にも行かなかったですね。(笑)

本音を言うと、これで50upを仕留めたかったのですが…。

いつものKazのダメっぷりとは裏腹に、上出来すぎたのもあり、一旦車に避難します。(笑)

とにかく雨風が冷たくて、手が悴んでしまったくらいです…。

三島湖の独特な横方向のレイダウン

とにかく一目散に車に戻って暖を取ります。

この時、ちょっと撤退を考えたくらいです。(笑)

フォロワーの皆さんの暖かい言葉に助けられて心だけは温かくw
そして暖房マックスw
モンベルのダウンを発見して歓喜(泣)

結局雨は収まらずに、10時過ぎに再出撃を決めます。

相当な雨の量だったのか、ボートにはかなりの雨水が溜まっていたので、まずはポンプで排水から!

雨が上がり始めたこともあり、今度はカバー主体に攻めていこうと、夫婦橋方面に上がっていきます。

三島湖は立木が少なく、その代わり崩落後の木が横になっているカバーがイメージです。

横から見た図…。
上から見た図…。

絵の実力は置いておきましょう。(笑)

春のバスは、この横方向のレイダウンの根本、カバーの奥の奥にいることが多いです。そして岸を向いているイメージが強いです。

このバスって、上からルアーを落としても一切食わないんですよね。

岸側を向いているクレバーなバスに、真後ろからゆっくりルアーをプレゼンテーションするには?

これの答え合わせをするために導き出したタックルが、本日持ち込んだ2つめの武器になります。

Huerco(フエルコ) XT611-4Sを使った、O.S.PはドライブSSギルのバックスライドセッティングです。

リールはパワーフィネスに使用している15ツインパワー2500HGS

マルチスプールオペレーションで、PE0.8号を巻いてあるスプールにフロロ25lbをセット。

▼マルチスプールオペレーションとは?↓

▼Huerco持って沖縄に行きたい!↓

 

 

はい。そうなんです。

 

まんまライトジギングタックルですね!

 

なんでそんなわけわかんないタックルでバックスライド??

となるかもしれません。

でもこれ、実は理に適っていると思っています。

こんな感じに↓

  • バックスライド幅を極限化するために細いPEを使いたい
  • スピニングを使うことでフリーフォールをより自然にしたい
  • ジギングタックルのベリーの曲がりでバイト感知が遅くても違和感を持たせない(トーシロですいません…。)
  • にもかかわらず、カバーから引きはがすための強靭なパワーが欲しい

これを実現できるタックルってなんだろうなーと。

本当は鬼形さんみたいに、WSC610Hでやれればいいのですが、、、

自分がやるとバイト感知が遅くて、硬いロッドだと違和感を感じられすっぽ抜けが多くなるんですよね。(泣)

実はWSC64XHと並んで欲しいモデルのWSC610H

実は先日LEGITDESIGNさんのストアイベントの時、飯高社長からワイルドサイドのビッグベイトロッドは、GTのオフショアロッドを参考にしたんだよね!って話からインスピレーションを受けたんですよね。

今までの常識や既成概念に捉われることなんてないんだと。(笑)

▼先日のLEGITDESIGNさんのストアイベントの様子はこちら↓

 

とはいえ、自分の中でもキャストしてみるまでは半信半疑でした。

ただ、1投目で狙い通りのアクションが出てほっとしました。(笑)

 

軽い細いPEのため、キレイにバックスライドしていきます。

そしてバックスライド幅も、今までのフロロの比ではなかったですね!

これは大きな武器になるかもしれないと、手応えを得た瞬間でした。

でもデメリットがないわけではありません。

問題はキャスタビリティと手返しの部分ですね。ここはスピニングなのでトレードオフですね…。

めぼしい崩落後の横方向レイダウンを撃っていくと、かなりルアーが奥まで入ったところで、明らかにラインが止まりました。

ロッドで聞いてみると、

重みがあります!

モンモンしてます!(笑)

ん、モンモンって何!?

バスがバイトしてる時の感触をモンモンって言っています。(笑)

 

どうでもいいですね…。

すかさずフルパワーでフッキングします。

 

 

ここで問題が起こります。

 

朝セットした時に寝ぼけていたのでしょう…。

  

なぜかドラグがフルロック。(泣)

 

そして寒さで手が悴んで、ドラグを一切回すことが出来ません…。

仕方なく、漢のパワー勝負を挑みます。(笑)

余裕でボートを持っていかれるくらい引きのなか、Huerco XT611-4Sがバットまで絞り込まれ、まさかのブレイク…。

ライトジギングでも伸されたことのないロッドが伸されました…。

そしてPEラインでもフロロリーダーでもなく、FGノット部分が破断していました…。

悔しすぎてしばらく呆然…。バスよごめん…。

掛けるところまでは完璧でした。

ただ、今までの経験則でタックルバランスを過信しすぎたのが原因ですね…。

このタックルで80upのシーバスや、メーターオーバーのタチウオ、3kgオーバーのマダイなど、海で数々の魚と渡り合えていたので…。

にしても、どれくらいのサイズのバスだったのか、想像がつきません…。

想像したくないというのが本音です…。

Huerco XT611-4Sのバットまで曲げこまれたブランクカーブの映像が、しばらく頭から離れず、今でも脳裏に焼き付いています。

このバックスライド極限化計画、ちょっといろいろ見直して再チャレンジ出来ればと思っています。

 

そんなこんなで、カバーを撃ち撃ち、またしても45upを3本追加し、午前中9本でストップフィッシングとなりました。

 

うーん。

数は出たけど、サイズを上げることが出来なかったのが心残りの春の三島湖釣行でした。

今回の2つの武器、特にバックスライド極限化は、もっと突き詰めてモノに出来ればと思っています!

LEGITDESIGN(レジットデザイン)さんからWSS-ST65MHWSC-ST610Hみたいな番手が出ないかな~。(笑) Kazでもミスらない、バックスライド専用ロッドw。

 

こんな武器はどうですか?こんなんも試してみて!みたいなご意見ご質問は、ぜひTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!


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アナタの次の釣行が、輝くモノになりますように!

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▼実は2020年3月号のBasser誌に、当ブログが掲載されました!↓

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ABOUTこの記事をかいた人

FMStayGoldフィッシングパーソナリティのKazです。 横浜育ちの1981年4月生まれ。今も横浜に住んでいます。 24時間四六時中、釣りのことばかりです。(笑) バスフィッシングを中心にソルトのオフショアフィッシングまで「釣り×釣り×WEB」で釣りをもっとおもしろく! バスフィッシングは房総リザーバーを中心に、レンタルボートスタイルで、ソルトは東京湾を中心に、エサ釣りからライトジギングからタイラバまで。健康に、安全に、おいしく釣りを楽しんでいます。