こんにちは。
フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。
更新が一週間も空いてしまいました。ごめんなさい。(泣)
先週は沖縄旅行に行ってました。
旅先からiPadで更新だぜ!ほくほく!なんて思っていたのですが…。
思った以上に、ものすごくのんびりしてしまいました。(笑)
そんな中、先日のレジットデザインオーナーズミーティングや、本日の豊英ダムでのジグストについて、いろいろ聞かれることが多かったので、急遽書いてみました。
▼先日のレジットデザインオーナーズミーティングの喜劇の模様はこちら↓
個人的には6月から9月くらいまでは、結構ストロングかつ効率的なメソッドだと思っています。
それでは行ってみましょう!
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そもそもジグストとは?
これは自分が説明するにはおこがましいくらいです。(笑)
いろんな方がすでに実践されていますからね…。
起源は木村健太プロがアメリカから持ち帰ってきたのが始まりと言われています。
房総リザーバーでは、羽生プロのスイミングマスターを使ったジグにギル系ワームを合わせたものが有名ですね。
ピンで誘うジグを、フォールやスイミングさせることで、タテにもヨコにもナナメにも誘える、そんなバーサタイルベイトです。
自分が使うセッティングは以下のようなセッティングです。
ロッド | LEGITDESIGN(レジットデザイン) WILDSIDE(ワイルドサイド) WSC65MH |
リール | SHIMANO(シマノ) メタニウムDC HG |
ライン | よつあみ OHDRAGON 2.5号(※リーダー:フロロ14lb) |
ルアー | ハイドアップ スライドフォールジグ:5g、7g エンジン スイミングマスター:3/16oz、1/4oz、3/8oz |
トレーラー | デプス ブルフラット3.8インチ デプス ブルフラット4.8インチ |
▼ロッドのセッティングやインプレはこちら↓
これらのタックルで、基本的に縦ストを狙います。
ちょ、待てよ!
房総リザーバーに縦ストなんて掃くほどあるやないかい!
そんなん全部狙ってたら、日が二回くらい暮れるわ!
ですよね。(笑)
なので、狙うべき縦ストを次の項で紹介します。
ジグストで狙うポイントとは?
縦ストというのは、前項でも触れました。
ただ、亀山湖をはじめとする房総リザーバーは縦ストだらけです。(笑)
片倉ダムなんかは、縦ストまみれですね…。
豊英ダムなんかはインビジブルな縦ストが無数にありますし。
戸面原ダムは、豪快に沖にポツンとあったりしますし。
その点三島湖は少ないイメージです。
この縦スト選びは、完全に個人的な感覚になるのですが、紹介します。
キーファクターは、
シャロー×テーブル×ブレイク×ギル
です。
この4つが重なっている縦ストは、必ず撃つようにしています。
ギルが絡んだ場合、相当重要ポイントとして捉えています。
文字じゃわかりにくいですよね…。
(あ、久々のあの夢に出る変な絵フラグだ…w)
書いてみました。(笑)
魚探があれば、ブレイクまで特定できるのですが、シャローとテーブルフラットは目視やボトムトレースで探ることもできます。
ただ、房総リザーバーは基本ドン深なので、そこまでこだわらなくてもいいかもしれません。
わかりやすいのは、上記の上から見た図でも書いてますが、入り口に立木がある小ワンドやバンクを見つけましょう。そこで奥にシャローが絡むと、ポイントはほぼ必要十分条件を満たします。最後はワンドやバングの出口がブレイクになっていればビンゴです。
縦ストを時短で攻略できるメソッド
じゃあ実際にどうやって狙うのか?
本日豊英ダムで、お手本のように3発出たので、それを例に取ります。
縦ストにタイトに落とすのですが、一本一本やっていると死ぬほど時間がかかるので、基本一番シャロー側に落とします。
今日も縦ストの一番シャロー側にフリーフォール中にルアーが持って行かれます。
フッキングの際、立木にラインを持たせた状態になったのですが、なんとかバレずに済みました。(レジットデザインオーナーズミーティングは、これでバラしました…。)
レジットの時は、おそらく慎重に行き過ぎで、立木を越える時にルアーが外れかかったのでしょう…。今日はその教訓を生かし、パワープレーで一気に浮かせました。
これもルアーが持って行かれます。ギルを意識させているので、ガツガツとした気持ちの良いバイトが出ます。
ただ、バスがボートに向かって泳いでくることが多いので、ラインテンションを抜くとバレることが多いです。
フッキングパワーが思った以上に伝わらないことがあるので、大げさなぐらい体重を乗せてフッキングすることをオススメします。(レジットデザインオーナーズミーティングの時は、これをネットと共に奉納しました…泣)
これは完全に個人の主観ですが、一番いいサイズが出ることが多いです。
そしてバイトはブルフラットでのテキサスのような、ぐーっと重くなるようなロッドを持って行かれるようなバイトが出ます。
こんな感じに、狙う場所でバイトの出方が変わるので、「あ、今はここで食ったな!次の場所では、ポイントの中でもここを重点的に狙ってみよう!」っていうように、バスのレンジや縦ストへの付き方を絞り込むことが出来ます。
そして何よりも、
縦ストをタテヨコナナメに一気に探ることが出来ます。
これは、効率を考えた時に大きな武器になりますし、特に時間の限られたトーナメントにおいて、いち早く魚を探すには有効なメソッドだと思っています。
もう1点は、なんでこの時期に使うのか?ということです。
6月から9月は一般的に雨が多く、逆に一切降らなかったりなど、水位の変動が一年で一番激しいです。
その中でも特に有効なのは、水位の上がった時、増水時です。
バスに聞いた話ではないので、なんとも言えませんが、
バスは水位が変わってもレンジを変えない
と考えています。
雨の降る前まで、バスの付くレンジが3mだったとします。
そこに大雨が降り、水位が2m上昇したとします。
そうなると同じ3mを探っても、増水前の1mのレンジを探ることになります。
バスはレンジを変えないので、本来であれば5mレンジを探らなければなりません。
さらにやっかいなのが冷たい雨の場合、レンジが下がると非常にややこしいです。
一般的にこの季節の縦ストは、ノーシンカーやジグヘッドワッキー、軽いスモラバで探ることが多いと思います。
レンジが下がった場合、そのレンジまでフォールさせるためにはかなりの時間を要します。そして縦にしか探れないので、探れるポイントの量が一気に絞られてしまいます。
バスフィッシングは確率論だと思っているので、アタックの母数を増やさなければ、バスに出会う数は絶対に増えないと思っています。
▼バスフィッシングの確率論の話はこちら↓
どうですか??
こう考えると、ジグストって有効なメソッドに思えてきませんか?(笑)
じゃあ、今日の豊英ダムはバコバコだったんですよね?
…。
まさか全パターンでキレイにバイトが出るとは思っておらず、良い縦ストの絞り込みが出来ませんでした。(笑)
ノーシンカーが苦手なもので…
でも普通はスローに誘うよね?
って声が聞こえてきそうです。
もちろん、それが正解に一番近いと思っています。
ただ、ノーシンカーの釣りが本当に苦手でして…。
出来なくはないのですが、スローに落としていく間の時間を待てないという。(笑)
そしてタックルにしっくり来ていないというのもあります。
なので、この時期の縦スト攻略はジグストに落ち着いています。
サイズやコンディションの良いバスを選んで獲れる
というのもあります。
そしてギルと絡むと、一気にパワーを増します。ライトリグに釣り勝つことも!
そんな巻物的に誘ってコンディションの良いバスと出会えるジグスト、是非試してみてくださいね!
いや、ジグストはこうだろ!ノーシンカーでOKサンクス!根がかるからイヤ!みたいなご意見ご質問は、ぜひTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!
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