「オートマフッキングプラッキング」レジットデザイン ワイルドサイド WSC-G62L インプレッション

こんにちは。

フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。

自分がかなりの花粉症持ちでして…。そろそろキツくなってきました。(笑)

世の中にいろんな対策がありますが、自分が毎年やっている対策は1つだけ。

それは、

花粉がガッツリ飛んだら、ノーガードで房総リザーバーへ釣りに行く。

「絶対しんどいやん!」って思うかもしれません。

えぇ、本当にしんどいです。(笑) ただ、自分が住んでいるのが横浜なのですが、これをやって帰ってくると、普通の花粉量くらいではヘコたれなくなります。荒治療ってヤツですね。ぜひお試しあれ!本格化する直前に行くのがキモですね。

世の中のお父さん!これで立派な「釣りに行く理由」が出来ますね!(悪い顔w)

今日は自分が、房総リザーバー(亀山ダム、片倉ダム、豊英ダム、三島ダム、戸面原ダム)における、レンタルボートスタイルでのバスフィッシングにおいて、絶対の信頼を置いて使わせて頂いている、LEGITDESIGN(レジットデザイン)のWILDSIDE(ワイルドサイド)のお話です。

▼私がレジットデザインを使う理由はこちら↓

今日はレジットデザイン ワイルドサイド WSC-G62L のお話です。

今日のタイトル、ハンプティーダンプティーみたいですね。(笑)

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スペック

全長 6フィート2インチ
自重 125g
アクション MS
適合ルアー(g) 3.5g~11g
適合ライン(lb) 8lb~14lb

WSC-G62Lは、店頭などに並ぶ前から、スペックだけを見て楽しみにしていたロッドです。ちょうど発売前後がスモールプラッキングにハマっていた時期でもあり、そこにドンズバでハマるスペックに、発売前から「早く使ってみたい!」という気持ちでした。(ドンズバって古いですねw)

特に適合ルアーの幅の広さにはびっくりしました。小さなウェイクベイト系からスモールクランクまで、自分が好きなマキモノをワイヤーベイト以外はすべてお任せ出来るのでは!?という印象でしたね!

とにかく手にするまで、スペックだけでここまで心躍らされるロッドは、今までなかなかありませんでした。

WSC-G62L 使ってみた使用感は?

WSC-G62Lが、今現在所有しているワイルドサイドの中で、新顔のモデルです。そしてブログへのエントリが最後になったのも、まだ使い込めてない感があるんですよね。なので、間違いなく今後内容がリライトされていくと思います。(笑)

それ前提で読んで頂ければと思います!


WSC-G62L やはりスペックで見ていた通りの使用感でした。

ピュアグラスロッドを持つのは、中学生の時の初めてのバスフィッシングに使用したキス釣りロッドでした。(笑)

▼元ネタはこちら(めちゃくちゃですね、笑ってやってくださいw)↓

とにかく5g~12gくらいまでのハードプラグは、キャストしていて気持ちよく、キャスト数がどんどん増えますね!

スペック上は11gまでとなっているのですが、キャストした感じ14、5gまでは行けそうな感じでした。

きっちりルアーの重みを掛けて、曲げ込んで投げることで、低弾道のサイドハンドキャストが決まります。

グラスロッドをちゃんと使用して思ったのですが、(キス竿でなくw)曲げ込んで投げるので通常のカーボンロッドよりも、ルアーが遅れて出てきます。本当に微妙な時間の差ですが、そのおかげもあって、

ルアーの飛行軌道が、スローモーション的見える

こんな感触があります。軌道がキレイに見えるんですよね不思議と。自分のようにキャストが頂けない人間でも、岩盤際にキレイにルアーが吸い込まれるように収まっていくんですよ。このせいもあってキャストすることが非常に楽しくなり、キャスト数が勝ってに増えていきます。(笑)

スモールプラッキングには WSC-G62L 一択

以下のようなルアーを投げる際は、ほぼWSC-G62L一択になっています。

  • ブリッツやワイルドハンチなどのスモール~ノーマルサイズクランク
  • レゼルブなどのスモールなハネモノ
  • マイクロタッピーなどのマイクロウェイクベイト
  • ステルスペッパー70などのプロップベイト

特にレゼルブのようなハネモノや、マイクロタッピーなどのウェイクベイトは、グラスロッドの独特のダルさ感があることで、ハネモノ本来の水押し感と、カーボンロッドよりも移動距離を抑えたアクションが簡単に出せるので、重宝しています。

これ、実は豊英ダムにおける、ハイシーズンのカエルパターンに応用出来ます!岩盤でもぞもぞしていると、フロッグの時のようなバイトの出方するんですよね!やっぱりトップは楽しい!

ただ、クランクにおいては、ワイルドサイドの他のモデルを使い分けています。

岩盤を平行に引いてくる場合、そしてカバーがそこまで絡まない場合は、こちらのWSC-G62Lを選択します。

しかし、釣りをしていると、イレギュラーなシチュエーションも多々あります。

カバーありきで、岩盤と垂直に、沖側に引く場合はWSC-65MHを選択します。このパターンの場合は引き抵抗の強いクランクで、急速潜行させることがほとんどなので、WSC-G62Lだと、リトリーブの際にロッドが入り過ぎてしまうんですよね。そしてスタックする前に感知する必要もあるという理由もあります。これは将来的にWSC-G66MLやWSC-G68Mも試してみたいところです。

もう1点は、岩盤から平行に引く際でも、明らかにインビジブルなウッドカバーにコンタクトさせたいときは、イレギュラー的にWSC-62MLを選択します。WSC-G62LでもOKなのですが、カバーにコンタクトした際に、クランクをすぐに浮上させたいんですよね、初期コンタクトをロッドティップでの目感度とブランクでの手感度でいち早く捉えたいため、WSC-62MLを選択しています。

コンセプトブックを読んでいると、欲しいモデルがどんどん増えるw

▼使用ルアー例はこちら↓

グリマーのロールアクションやミドスト!?

これは完全に偶然の産物なんですよね。(笑) 昨年のH-1GPXは亀山ダム戦のプラクティスをしている際に、前日仕事だったので寝ぼけていたのでしょう。ステルスペッパーを結んだはずが、なぜかグリマー6を結んでいたんですよね…。キャストしてすぐに気づいていたのですが、試しにそのまま動かしてみたんですよ。

そうすると、まぁまぁ衝撃でして。(笑)

グリマーというと、ミドストによるロールアクションのきらめきでバスを引っ張るイメージがあるのですが、このロールアクションとミドスト、実は苦手でして。(笑)

WSC-G62LにカルカッタコンクエストBFSの組み合わせでの使用だったのですが、かなり使いやすかったんですよね!そして苦手のロールアクションもキレイに出るというオマケ付きで。(笑)

そこまでであれば、一つの小ネタで終わったはずなのですが、次のキャストでバスのチェイスがあり、そのまま釣ってしまうという…。その瞬間に、H-1GPXの一つの武器として加わることになりました。(笑)

そのH-1GPXでは結局グリマーのパターンはハメることが出来ずに終わるのですが、夏の豊英ダムの上流における、ステルスペッパーのタダ巻きにスレたバスに対して、グリマーに替えるとスレたバスも反応させられるんですよね。

WSC-G62Lはマキモノに対して、オートマティックにフッキングできるというのは先人の方々のインプレにもあるので割愛しますが、本当にそうなんですよね。

このオートマティックさが生きるのは、ステルスペッパーやグリマーのように、直線的に動くハードプラグにおいて、一番真価を発揮するのではないかと考えています。

なぜか。

バスってバイトの際に、食う方向みたいなものがあるんですよね。これはまた記事にエントリしたいのですが、ハードベイトって間違いなく後ろから追い食いってしていないと思うんですよ。なんというか、頭から食って反転、もしくは真横からアタックしてきて食ったりなど。

クランクのように横に対してのアクションが強いルアーであれば、フックポイントが常に横に振られているため、バスに対して出やすいです。

しかし直線的に動くルアーだとそうも行きません。

ルアーでもエサ釣りでも、瞬間的にハリが魚の口に刺さり込み、貫通することはありません。必ずフックアップの前に、針先が魚に対して初期掛かりをします。まず針先が軽く魚の口にかかった状態になります。

タイラバは、まさに針先の初期掛かりと差し込みを学ぶのにはうってつけです。

この初期掛かりの際に、ピュアグラスロッドのしなやかさで、バスの暴れやバタつきを吸収してくれます。そこから軽く掛かったフックが、徐々に深く差し込んでいけるのです。しかも巻いているだけでオートマチックに。

これキンキンのカーボンロッドでやろうと思ったら、まず無理です。(笑)

水中が見えて、バスがどっちからどう食ってきて、どっちに走るのかがわかり、その反対方向にタイミングよくロッドを倒す、こんなことを瞬時にやる必要があります。しかもブラインドで。

うーん、自分には無理ですね。(笑)

ステルスペッパーやグリマーをリトリーブしているだけで、オートマティックフッキングを勝手にやってくれるロッドがWSC-G62Lです。これはクランクやウェイクベイトでも同じです。

WSC-G62Lでミドストなんぞ、完全にレジットデザインさんが想定していない使い方ですね…。変な使い方をして申し訳ございません…。(笑) でも釣れるんですよね!

WSC-G62L まとめ

というわけで、以下のような釣りの時はWSC-G62Lを選択しています。

  • スモール~ノーマルサイズのクランクベイトによるクランキング
  • 小さめのハネモノ
  • スモールウェイクベイト
  • プロップベイト
  • グリマーなどのミドストプラッキング

キャストをする際の、スローモーションになるような感覚、そして巻いてはオートマティックにフッキング、これほどスモールプラッキングが楽しくなるロッドは市場にあんまりないです。今までハードベイトは苦手でした!というような方こそ、WSC-G62Lを手に取ってもらいたいなと思います。キャスト数も増えるし、きっとハードベイトでバスを手にする数が一気に増えると思います。

「こんなモデルもおすすめです!こんな使い方もいいよ!」なんていうレジッターの皆様のご意見もお待ちしております。ご意見はTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!

▼他のロッドのことも、こちらにまとめています↓

▼リールやラインなどのセッティングを以下にまとめています↓

 


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アナタの次の釣行が、輝くモノになりますように!

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▼自己紹介的な記事はコチラ↓

▼実は2020年3月号のBasser誌に、当ブログが掲載されました!↓

▼愛用するレジットデザインのロッドセッティングなどについて書いています↓

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ABOUTこの記事をかいた人

FMStayGoldフィッシングパーソナリティのKazです。 横浜育ちの1981年4月生まれ。今も横浜に住んでいます。 24時間四六時中、釣りのことばかりです。(笑) バスフィッシングを中心にソルトのオフショアフィッシングまで「釣り×釣り×WEB」で釣りをもっとおもしろく! バスフィッシングは房総リザーバーを中心に、レンタルボートスタイルで、ソルトは東京湾を中心に、エサ釣りからライトジギングからタイラバまで。健康に、安全に、おいしく釣りを楽しんでいます。