【バケットマウス BM-7000 活用術】リチビーをレンタルボート上の足場として活用するには?

こんにちは。

フィッシングパーソナリティのKaz(@kaz_sgf)です。

 

バレンタインですね!

若かりし頃、誰からももらえないのに、無駄に学校に遅くまで残っていたな〜…。

とりあえずチョコは食っとくかということで、5円チョコ食べたっけ…。

 

あれ、なんで釣りブログなのに、こんな自分のどうでもいい非モテな思い出話してるんだろうか…。(笑)

 

たぶんコレのせいですね…w

 

というわけで、Twitterでは製作過程をお披露目していましたが、足場化できるリチビーケースが完成しましたので記事にしてみました。

実はこのケースを作る過程では、あるエピソードもあったんです。

今日はそんなお話です。

 

それでは行ってみましょう!

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シマノのタックルバッグがシンデレラフィットなのだが…

 

以前リチビーのインプレッションの際に、シマノのバッカンであるタックルバッグがシンデレラフィットだ!と書かせて頂きました。

▼リチビーの使い込みインプレッションはコチラ↓

 

確かにシンデレラフィットで、何の不満もなかったんですよ。

軽さもあり、オフショアでの仕様でも問題ないくらいの防水性もあり、リチビーケース収納としてはほぼ完璧でした。

ただ、事件が起こったのは昨年のH1GPX新利根川戦でのことです。

▼H1GPX参戦記はコチラ↓

 

デコのショックと疲れから、最後のボートの接岸の際にバランスを崩してしまい、ロッドを踏むか水面を踏むかの辛い選択を迫られました。

この時から、レンタルボートにおける収納オペレーションを見直し、ボート上の足場を少しでも増やしたいと考えていました。

ただでさえ自分は、超軽度のヘルニアを抱え、若かりし頃に事故で砕いたガラスの左膝を持ったオッサンです。

そんなオッサンが、水面に浮いたボートに立ちながら釣りをしているなんて、まぁまぁクレイジーなコトでしてw。

 

ボート上の足場を増やすことで、釣りの際の安全の確保とカラダの安定性を確保したいなと。

 

H1GPX新利根川戦のセッティング
浮力体と踏み台の部分はライブウェルが載ります
maniacsトーナメントの際の12フィートレンタルボートセッティング
足の踏み場が、デッキ以外はロッド下のボート上しかありません
いつロッドを踏んでもおかしくないセッティング…

 

そうなんですよ。

シマノのバッカンであるタックルバッグは、あくまでバッカンなので、上に乗ったりすることは出来ず、収納としては優秀だが、足場としてはレンタルボート上においてはデッドスペースになってしまうのです。

バッテリーであるリチビーを置くスペースをなんとか活用できないか、デッドスペースから有効スペースにするにはどうすればいいのか、と。 

 

バケットマウス7000を活用

リチビー24V60Ahと12V20Ahが入るケースはないものかと、収納ヲタクっぽくいろんな収納ケースを見ていると、バケットマウス7000が どうやらシンデレラフィットぽいなと。

 

この娘を導入して、いろいろと使いやすいように加工してみようと。

自分が導入にあたって考えたポイントは以下になります、

  • 防水性
    • 雨はもちろん、極力水が入る可能性を潰しこむ
  • 配線へのアクセスの良さ
    • トラブルシューティングのしやすさ
    • 準備のしやすさ
  • 収納性
    • 必要なモノがすべて収納できるかどうか

 

形は完璧だったのだが…。

 

こんな感じに完成したのですが、実はここでトラブルが発生します。

先日のモツ煮会(ブラックCUP)の片倉ダムに参加した際、2D魚探にノイズが死ぬほど入るようになったんですよ…。

▼モツ煮会(ブラックCUP)の様子はコチラ↓

 

デッキからライブウェルまで一気に歩くことが出来て快適になったのですが…。

 

そもそもこのシステム、エレキケーブルと魚探ケーブルを同じ穴から通す仕様にしていたんですよ。

これはケーブル同士が近すぎるのかなと。

魚探ケーブルだけを別に通す穴が必要かも?ということで、急遽加工することに…。

こう考えると、夜な夜な配線作業をやっている自分がいますねw

 

そして先日訪れた相模湖でガッチリテストしてみました。

ちなみに秋川屋さんのローボートは、リアのスペースにバケットマウス7000が入ったんですよね!

これは嬉しい誤算でした!

トーナメント時はリアにライブウェルを置くようにしているので、ここにバッテリーを積めなくてもよいのですが、普通に釣りに行くときはリアに置きたいと思っていたんですよね!

さすがバケットマウス、バッテリーの足場化というタスクは、高次元で実現してくれております。

 

ただ、結局ボックス内で魚探ケーブルとエレキケーブルが近づきすぎてしまい、エレキを踏むと2D魚探にノイズが死ぬほど入る症状は改善されず…。

 

最終手段として、魚探ケーブルにシールド加工を施しました。

こんなテープを、魚探ケーブルのボックス側1mほどに巻きつけ、熱収縮ケーブルで補強しました。

★加工後の魚探ケーブル画像入れる

 

いてもたってもいられなくなり、なぜか夜中に自宅駐車場で配線テストを敢行!

 

知らない人が見たら怪しさ満載…。
夜中にライト付けて、エレキのモーターがウィーンってw

 

地味にボックス内のバッテリーの配置も配線も変えています。

なるべくエレキケーブルと魚探ケーブルが離れるようにバケットマウス内にリチビーたちを鎮座させました。

 

 

テスト結果は、、、

 

なんとか成功しましたよ!

 

 

これでなんとか実践導入できそうです。(泣)

 

バケットマウス7000の加工ポイント

どんな箇所を、どんなふうに加工したのか、見ていきましょう。

エレキケーブルと魚探ケーブルを極力話すように配置
セーブルを出すために使ったのは、キッチンシンクの排水溝とかに使うアレですw
裏からも薄いゴム板で雨水等の侵入をシャットアウト
絶縁ゴムブッシングを活用してコードを出し入れ出来るように。
危なそうであれば薄いゴム板でフタをしようかなと画策中
魚探ケーブルとインジケーターケーブルを通した図
魚探ケーブルはシールドテープを巻いて、上から熱収縮チューブで補強
こんな感じに完成図
平台車があると収納が非常にラク!

▼使ったモノたちはコチラ↓

ZPIの伊藤雄大プロの神対応!

実はこのバケットマウスをリチビーケースに活用したのには、あるエピソードがあったんです。

Instagramを見ていて飛び込んできたのが、ZPIの伊藤雄大プロのポストでした。

 

このポストを見て、恐る恐るコメントをしてみたんです。

 

すると、

 

後ほどDMさせて頂きますね!

 

との返答が!

 

DMだけでも神対応なのにも関わらず、

その場で写真を撮ってDMで送ってくれるという…(泣)

どこの誰かもわからない自分のために、その場で写真を撮って送って頂くという超絶神対応…。

 

伊藤雄大プロはバケットマウス5000を使われているとのことでした。

 

バケットマウス5000はそのままだと入らないから加工が必要だよ♪

アンダーソン加工後でも、バッテリー側の端子から通せば穴も小さく済みますよ♪

と、いろんなアドバイスを頂きました。

 

そして自分のリチビーケース完成後にご連絡させて頂き、今回のエピソードの事を紹介したいとお聞きしたところ、二つ返事で快諾を頂けました!

 

もう、めちゃくちゃに良い人なんです…。(語彙力w)

 

今度H1GPX等、フィールドでお会いしましたら、自分の無礼の謝罪と、この件の御礼をさせてください!

(アルカンセ、使ってみよう…!)

 

レンタルボート上の収納まとめ

この形がマスターになりそうです。
リアのスペース次第では、バケットマスス9000のすぐ後ろにリチビーかなと。

今回のリチビーケースの完成と、先日のドカット収納術のリニューアルで、一気にレンタルボートの収納オペレーションが進化したと思っています。

  • 足場の確保
  • ボート上の防水収納
  • 運搬する荷物の個数の抑制

 

▼ドカットの快適収納オペレーションはコチラ↓

 

 

レンタルボート上の収納オペレーションは、また別記事でまとめたいと思っています!

リチビーの運搬や収納、防水に困っている方のお力に慣れれば幸いです!

 

※オマケ

平台車を使うと、バッテリーの収納の快適さが驚くほど変わりますよ!

ぜひお試しあれ!

コイツがあれば、狭いスペースにバッテリー収納するべくプレゼンテーションするのが非常にラク!

 

Garminのノイズに困っていた!そもそもハコが多くないかw!?他にも収納術ないの??みたいなご意見は、ぜひTwitter(@kaz_sgf)まで、ツイートでもDMでも大歓迎です!


最後までお読み頂きありがとうございます。


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アナタの次の釣行が、輝くモノになりますように!

Ready?


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▼実は2020年3月号のBasser誌に、当ブログが掲載されました!↓

▼愛用するレジットデザインのロッドセッティングなどについて書いています↓

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ABOUTこの記事をかいた人

FMStayGoldフィッシングパーソナリティのKazです。 横浜育ちの1981年4月生まれ。今も横浜に住んでいます。 24時間四六時中、釣りのことばかりです。(笑) バスフィッシングを中心にソルトのオフショアフィッシングまで「釣り×釣り×WEB」で釣りをもっとおもしろく! バスフィッシングは房総リザーバーを中心に、レンタルボートスタイルで、ソルトは東京湾を中心に、エサ釣りからライトジギングからタイラバまで。健康に、安全に、おいしく釣りを楽しんでいます。